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■ヘヴィファンタジーTRPGスレ■

1 :グレゴリ:2008/07/20(日) 18:33:08 0
重厚なファンタジーを開始するぞ!
あらゆるファンタジースレに物足りないという奴らは集まれ!

2 :グレゴリ ◆NQTXk2ijkI :2008/07/20(日) 18:33:50 0
別名、ダークファンタジースレだ。

3 :グレゴリ ◆NQTXk2ijkI :2008/07/20(日) 18:41:22 0
ルールを説明するぞ。

・とにかく重苦しいファンタジーがしたいやつは集まれ。中途半端な気分で参加はするな。
・世界観は中世風のファンタジー世界だ。
・コテは必ずトリップを付け、自己紹介をすること。
・重厚だからといって別に雄臭いという訳ではない。女はむしろ大歓迎だ。
・TRPGスレだが、そこまで厳しいルールではない。流れに任せる感じだ。
・sage進行、荒らしは徹底無視。設定などは自重すべし。
・ドロドロでムラムラな展開もあり。
・鎧とか白兵戦を主流に戦うが、多少グロいのもアリとする。
・ギスギスするのが大好きな奴は集まれ。また容赦はするな。
・とにかく重苦しく動け。ここがヘヴィファンタジースレである意味を考えろ。
・展開は多少速くても構わないが、あくまで空気を読む感じで。敵役も募集する。
・展開は多少速くても構わないが、あくまで空気を読む感じで。敵役も募集する。

4 :グレゴリ ◆NQTXk2ijkI :2008/07/20(日) 18:44:08 0
最後はうっかり二回書き込んでしまったが、大事な事だから二回言ったということで。
では、以下をキャラテンプレとする。

名前:
年齢:
性別:
身長:
体重:
スリーサイズ:
種族:
職業:
性格:
魔法:
特技:
長所:
短所:
装備品右手:
装備品左手:
装備品鎧:
装備品兜:
装備品アクセサリー:
所持品:
髪の毛の色、長さ:
容姿の特徴・風貌:
趣味:
恋人の有無:
好きな異性のタイプ:
嫌いなもの:
最近気になること:
将来の夢(目標):
簡単なキャラ解説:


5 :名無しになりきれ:2008/07/20(日) 18:49:42 O
導入は?

6 :グレゴリ ◆NQTXk2ijkI :2008/07/20(日) 18:51:42 0
名前:グレゴリ=グレゴリオ=メロス
年齢:29
性別:男!
身長:188
体重:99
スリーサイズ:男には必要か?!
種族:人間
職業:ヘヴィアーマー
性格:重苦しく、暑苦しい
魔法:使えない!
特技:ヘヴィスマッシュ
長所:でかい
短所:重い、短気
装備品右手:ヘヴィハックブレード
装備品左手:
装備品鎧:ヘヴィアーマー
装備品兜:クロースヘルム
装備品アクセサリー:なし!
所持品:エナジーブーメラン、回復アイテム等
髪の毛の色、長さ:短い!
容姿の特徴・風貌:整っているがやや原始的な顔。体はとにかくごつい。
趣味:アーマーの強化!
恋人の有無:いないと公言しているが、遠くに何人かいる
好きな異性のタイプ:むっちりしたタイプ
嫌いなもの:忍者系、足軽系、魔法使い
最近気になること:鉄の価格高騰
将来の夢(目標):国から最強のヘヴィアーマーとして認められる!
簡単なキャラ解説: とにかく重苦しいヘヴィアーマー兵。


7 :名無しになりきれ:2008/07/20(日) 18:52:37 0
越境は、有りか?www

8 :グレゴリ ◆NQTXk2ijkI :2008/07/20(日) 18:53:36 0
>>5
俺がやるが、とりあえず今日は誰かが来るか待ってみようか。
それともお前がやるか?

9 :グレゴリ ◆NQTXk2ijkI :2008/07/20(日) 18:54:38 0
>>7
越境は認めない。というより板全体のルールのようなものだから書き忘れたわい

10 :名無しになりきれ:2008/07/20(日) 18:58:08 0
僕2ちゃんねる初心者なんだけど
TRPGのTって何の略ですか?

11 :名無しになりきれ:2008/07/20(日) 19:27:17 O
足軽って意味分かってるのか?テーブルトーク

12 :名無しになりきれ:2008/07/20(日) 20:38:36 O
フォーチュンクエスト辺りがライトとすると
どの辺からがヘヴィなんだ
バンパイアハンターDとか?

13 :尾太区尾太郎:2008/07/20(日) 20:41:25 0
名前: 尾太区尾太郎
年齢: 26
性別: 男
身長: 160
体重: 90
スリーサイズ:全100
種族: 人間
職業: オタニート
性格: オタニート
魔法: 30才に成ったら使える
特技: オタニート的な事
長所: オタニート
短所: オタニート
装備品右手: ポスターブレード
装備品左手: 紙袋
装備品鎧: オタクらしい服
装備品兜: 帽子
装備品アクセサリー:オタク向けアクセサリー
所持品: オタク物
髪の毛の色、長さ: 短い黒
容姿の特徴・風貌: オターク
趣味: エロゲなどオタクらしいこと
恋人の有無: モニターの中にいる
好きな異性のタイプ: ハルヒ・ルイズ・ミクルなどなど
嫌いなもの: モテル奴
最近気になること: 最新のゲーム
将来の夢(目標): プログラマー
簡単なキャラ解説: オタニート


14 :名無しになりきれ:2008/07/20(日) 20:42:30 0
名前:ガオガオ
年齢:27
性別:オス
身長:460cm
体重:680`
スリーサイズ:
種族:オーガ
職業:モンスター
性格:ウガーとしか言えないらしい
魔法:使えない
特技:バーサク
長所:強い
短所:馬鹿
装備品右手:棍棒
装備品左手:
装備品鎧:なし
装備品兜:なし
装備品アクセサリー:なし
所持品:なし
髪の毛の色、長さ:ボサボサ
容姿の特徴・風貌:まさにオーガ
趣味:料理(人間をすり潰してひき肉にして肉団子らしき物をつくるだけ)
恋人の有無:毎年春には相手を見つけ交尾する(本能)
好きな異性のタイプ:メスなら誰でも
嫌いなもの:縄張りを荒らす人間
最近気になること: なし
将来の夢(目標):強い子孫を残す(本能)
簡単なキャラ解説: 一匹のモンスターに過ぎない

15 :グレゴリ ◆NQTXk2ijkI :2008/07/20(日) 21:30:46 0
>>10
どうやら>>11が説明しているようだ。

>>11
大雑把に考えてだ。細かいことは気にするな。

>>12
ベルセルク

>>13
これは却下だな。

>>14
まぁアリだろう。ところで味方なのか敵なのか?

16 :シトリン・グラハム:2008/07/20(日) 21:39:04 0
名前:シトリン・グラハム
年齢:20前後
性別:不明
身長:165前後
体重:50
スリーサイズ:不明
種族:人
職業:魔法使い
性格:マイペース。さみしがり屋で、怒ると手が出ることもある。自己評価は低め。
魔法:雷および爆破系の使い手(雷と爆破系以外の呪文は使えません)
特技:魔法
長所:なし
短所:マイペースなこと
装備品右手:なし
装備品左手:なし
装備品鎧:なし
装備品兜:なし
装備品アクセサリー:なし
所持品:
髪の毛の色、長さ:
・毛先がとんがった銀色の髪。長さは首の付け根まで
容姿の特徴・風貌:
・刺繍が施された白いブラウス
・袖口が大きく裂かれた綿素材の服
・黒の綿ズボン
・黒ブーツ
趣味:散歩と読書
恋人の有無:なし
好きな異性のタイプ:やさしくしてくれる人
嫌いなもの:怒りっぽい人、力で支配しようとする人
最近気になること:医者不足
将来の夢(目標):今のところなし
簡単なキャラ解説:
見た目はとにかく中性的。パッと見た感じでは男か女かわかりません。
かなり自己評価は低く、自信なさそうな感じですが、受け答えはそれなりにできます。


17 :シトリン・グラハム ◆dDzC5w4heU :2008/07/20(日) 21:39:55 0
トリップを忘れてました。

ところで書き出しはだれが始めるのでしょうか?

18 :名無しになりきれ:2008/07/20(日) 21:42:35 0
ライトでやってる途中キャラがライトに合わなくなったら
此処に移動しても良いですか?

19 :名無しになりきれ:2008/07/20(日) 21:43:56 0
理不尽な当て字

死途淋・愚裸破無

20 :名無しになりきれ:2008/07/21(月) 00:49:49 0
名前: 乾 巧
年齢: 20
性別: 男
身長: 175くらい
体重: 55?
スリーサイズ:
種族: 人間
職業: ?
性格: めんどくさがり
魔法: なし、強いて言えば“変身”
特技: ?

長所:?
短所: ネクラすぎてコミュニケーション能力がない
装備品右手:なし(変身時にはファイズエッジ{剣?}ファイズフォンガンモード)
装備品左手: なし(変身時、左腕と同様)
装備品鎧: なし(変身時には”555”の装甲)
装備品兜: なし(変身時には”555”の装甲)
装備品アクセサリー: ”555”のベルト、ファイズフォン
所持品:
髪の毛の色、長さ: 金髪の短髪
容姿の特徴・風貌: 今風
趣味: 不明
恋人の有無:?
好きな異性のタイプ:?
嫌いなもの: 努力、特訓
最近気になること:?
将来の夢(目標): なし
簡単なキャラ解説
偶然”555”のベルトを得て”仮面ライダー”になってしまった青年。気ままに旅をしている


・・・正直、ただのネタ。

21 :名無しになりきれ:2008/07/21(月) 01:54:38 O
>>20
何でもいいけど元ネタわからない奴にも分かるような説明や描写してくれ


ついでに舞台って中世西洋ファンタジーじゃねえの?

22 :名無しになりきれ:2008/07/21(月) 01:55:58 0
ここで行うのはTRPGってかエチュード?

23 :名無しになりきれ:2008/07/21(月) 02:12:27 0
>>21
そうか、元ネタは「仮面ライダー555」。
中世ファンタジーに変形するバイクが出てくる時点で駄目だよな・・・

24 :名無しになりきれ:2008/07/21(月) 02:23:18 O
>>23
だからさ、仮面ライダー555とか言われても分からんわけよ
・マジックアイテムで強化装甲を纏う
・召喚生物に騎乗して戦う
みたいなアレンジして説明してくれるとありがたい

このスレが版権ありかどうかはしらないけど、仮面ライダースレじゃないわけじゃん?
説明を原作に丸投げというのはあまりにも自分勝手だべ

25 :名無しになりきれ:2008/07/21(月) 02:31:38 O
>>6
テンプレの意味を考えてくれよ
キャラとして男のスリーサイズなんか必要ねえなんて考えなんだろけど、それはレスだけで十分じゃん
テンプレは中の人が描写するにあたって参考にする資料だしょ
スリーサイズはそのキャラの体格を示すものじゃろ
つまりは見てわかる特徴
いざ描写しようとして目の前にいる奴がデブなのかヤセなのかも分からんと不便だろ?
自分が分かっているからって他人までわかっていると決めつけないでくれ

26 :名無しになりきれ:2008/07/21(月) 02:35:11 O
>>15
ついでにいうと足軽とは身の軽い奴ではなく雑兵の事だぞ
細かいか、これ?
すんごい粗いことだと思うぞ

27 :名無しになりきれ:2008/07/21(月) 03:47:19 0
てか、版権アリだと世界観に合ってるやら元ネタが分からんやらで色々混乱するよな

28 :名無しになりきれ:2008/07/21(月) 03:52:27 0
今思ったんだが、ベルセルク風となるとエロありになるよな。
これって板のガイドライン的にまずいんじゃないのか?

29 :名無しになりきれ:2008/07/21(月) 05:57:05 O
別にエロが無きゃ成り立たないわけじゃねーべ
「村娘がオークに犯されています」位の表現なら抵触するもんでもなかしょ


ダークファンタジーったら、
バスタードもわりとエグい表現があったな


30 :名無しになりきれ:2008/07/21(月) 06:10:26 0
>>25
スリーサイズは野次馬的好奇心を満たすだけでレスの役には立たないよ
どっちかっていうと外見特徴や体格とした方がいいかもな

>>29
夏休みだし、どっちかっていうと女性PCにエロールとかセクハラやり放題だと考えそうだ

31 :名無しになりきれ:2008/07/21(月) 07:36:34 0
>>26>>28のような頭の固い厨房が未だにいることに驚きだ
何でも文面を真に受ける障害者か何かか?

32 :名無しになりきれ:2008/07/21(月) 07:40:47 0
いや、障害者は唐突に人を煽り始めるお前にしか見えんが。

33 :名無しになりきれ:2008/07/21(月) 16:04:03 0
とりあえずこのスレでキャラがすることはなに?
DQやFFのように魔王の侵攻に立ち向かう系か?

34 :名無しになりきれ:2008/07/21(月) 16:34:02 0
>>33
スクエアーが作った言霊システムRPGとか、やさしい竜の殺し方あたりが妥当だと思う。どちらも結構えぐいよ。前者は脅威から身を守るために優者が人々を利用する話で、後者は主人公たちが謀殺とか平気でする(BL要素も入ってるけど・・・)。

35 :名無しになりきれ:2008/07/21(月) 16:36:38 0
(34の続き)

ダークっぽいのにするなら、正義も悪も関係ない。どちらも目的のために悪いことをする平気でする。まおうにも理由があって、信仰されるほうにも理由があるってしたほうがいいと思う。

個人的にはいろいろとネタがあるんだけど、書き始めてもいい?

36 :名無しになりきれ:2008/07/21(月) 16:43:11 0
おk

37 :グレゴリ ◆NQTXk2ijkI :2008/07/21(月) 19:27:04 0
じゃあ先に書いておいてくれ
俺も後からまた来る

38 :名無しになりきれ:2008/07/21(月) 19:50:18 0
おおよそ1000年ぐらい前。世界は光と闇に二分された。

光と闇との間で激しい争いが起き、光に属する者たちが勝利した。

戦争に勝った光の者たちは戦争によって荒れた世界を立て直し始め、人々は平和を謳歌し始めた。

その一方で闇の者たちは辺境日に追いやられ、過酷な生活を強いられ、一部の光の者たちも同じような目に逢っていた。

でも、それでも、世界は平和だった。

誰も抵抗しようなんてものはいなかったから。


39 :名無しになりきれ:2008/07/21(月) 19:53:01 0
重厚ってアレかな 初心者とか一見さんはお断りな感じかな

40 : ◆SmH1iQ.5b2 :2008/07/21(月) 19:54:27 0
トリップ忘れました。

参考になるかわかりませんが、中世に関する資料があったので置いておきます。

http://www.geocities.co.jp/Playtown-Denei/6804/

41 :名無しになりきれ:2008/07/21(月) 20:37:27 0
>>39
そんなことはないと思いますよ。

42 :名無しになりきれ:2008/07/21(月) 20:40:29 0
>>41
そかな 興味あるけど手をつけたことは無いんだよねこの手のスレ
キャラ作って、後は流れに沿って演出すればいいんだよね?

43 :グレゴリ ◆NQTXk2ijkI :2008/07/21(月) 20:46:27 0
>>16-17
な、魔術師だとぅ?! とりあえず歓迎だ。

>>18
それは許可しない。
と、いうより「ライトファンタジースレ」は全くこことは別のスレなので
一切の干渉は禁止だ。

>>20-21
遅い提示になるが、版権キャラは色々と面倒なので禁止とする。
それと世界観に合ったキャラ設定にしてくれ。

>>22
そんなにカチカチにやる訳じゃないから流れに乗ってくれればOK。

>>26
そういう事です

>>28
その辺はギリギリまでってことで行こうや。

>>33
その流れは俺らが作るんだよ。

>>39
そんなことはない。ロールさえできれば設定に明るい奴でなくても問題ない。
重いのは展開、装備、雰囲気、世界観だからな。
薀蓄を語りだすような奴はむしろ要らんよ。

44 :グレゴリ ◆NQTXk2ijkI :2008/07/21(月) 21:04:59 0
とりあえずそろそろ締め切ってプロローグの付け足しに入りたいが、
今のところキャラは俺、ガオガオ、シトリンということで。
冒頭の後有る程度しても参加しなかった場合は不参加とみなす。
じゃあもう少ししたら始めるから今のうちにどんどんキャラ追加してくれ。

45 :グレゴリ ◆NQTXk2ijkI :2008/07/21(月) 21:08:38 0
すまん、あげちまった

46 : ◆SmH1iQ.5b2 :2008/07/21(月) 21:26:16 0
即興ですが、とりあえず書いてみました。

子供が家の中で泣いている。
「うるさい。静かにしろ」
父親と思われる人間が近づいてきた。
掌が空を切り、ほほに直撃した。
子供の泣き声がやんだ。
でも、すぐにまた、泣き声が部屋中に響きだした。
「何度言ったら、わかるんだ」
もう一度ほほに平手が飛び、左右、左右となんどとなく繰り返された。



「まただ。また、あの夢だ」
中肉中背。男とも女ともつかない一人の人間がベッドから半身を起した。
窓からは月の光が差し込み、暗がりの中を照らし出している。
背中がやけに重たい。
シャツが汗でぬれ、はりついているような感覚がする。
怖い夢でも見たせいか、心臓が早鐘を打ち、呼吸音がやけに荒くなっている。
「もうひと眠りしよう」
新しいシャツに着替え、シーツを被ったところで音が聞こえてきた。

カン カン カン

人の頭以上はある銅鐸を木の棒でたたいているような感じだ。
音の大きさからいって、遠くのほうで鳴ってる。
「人がせっかく寝てるのに・・・」
シトリン・グラハムは頭をポリポリと書きながら、窓枠のほうを除いた。
窓枠にはガラスがはめ込まれておらず、カーテンがそよそよとそよいでいる。
目の前にはBARという看板が掲げられた木造の建物が建っていて、その前をチェインメイルなどの鎧で身を固めた兵士が息を切らしながら走っている。
それとすれ違うように民間人と思われる人間が兵士のわきを通り過ぎた。
(何かが変だ)
根拠は説くないけど、胸騒ぎがする。
かすかだけど、県と何かがぶつかり合う音が聞こえてくる。
鐘の音とともに獣の唸り声みたいなのが聞こえてくるのは気のせいだろうか。

放ってはおけなさそうなので、服を着替え、外に出ることにした。

47 : ◆SmH1iQ.5b2 :2008/07/21(月) 21:35:18 0
>>44
ごめんなさい。
グラハムさんより先に始めてしまいました。


48 :名無しになりきれ:2008/07/21(月) 21:42:57 O
リレー小説なのか?
他人のキャラつかっていいの?

49 :オルルド・ノガ ◆Nd6vtzt77I :2008/07/21(月) 21:43:19 O
名前:オルルド・ノガ
年齢:37歳
性別:男
身長:185cmくらい
体重:100kgくらい
スリーサイズ:知らん
種族:人間
職業:無職、強いて言うなら盗賊ゴロツキの類い
性格:粗にして野、卑でもある
魔法:他人の物がいつの間にか俺の物になる不思議な術なら
特技:スリ、鍵あけ、喧嘩
長所:図太いとこか?
短所:無いな
装備品右手:無し、喧嘩の時は手近な棒切れとかな
装備品左手:無し
装備品鎧:船乗りが好んで着る服
装備品兜:無し
装備品アクセサリー:耳ピアス
所持品:針金、ロープ、財布、ナイフ、酒の小瓶
髪の毛の色、長さ:黒くてボサボサ
容姿の特徴・風貌:筋肉ゴツゴツだから、こそ泥してもすぐばれるんだよな
趣味:飲む打つ買うの三拍子ってか
恋人の有無:いるよ
好きな異性のタイプ:べっぴんなら誰でも
嫌いなもの:無いな、何でも食うよ
最近気になること:歯が痛え
将来の夢(目標):一山当ててえな
簡単なキャラ解説: 元水夫だ。喧嘩は強いぜ。町中じゃ、負けた記憶はほとんど無いしな。
学はねえな。要らんけどな。
あと、飯は人の3倍は食うぞ。

50 :グレゴリ ◆NQTXk2ijkI :2008/07/21(月) 21:57:18 0
>>46
いや、それは構わないんだが、◆SmH1iQ.5b2 は誰だ?
GMか?GMじゃないんだったらキャラを演じてもらいたいんだが。

>>48
版権や他スレのものは不可だ。

>>49
いい感じにゴツゴツしてるな。実に重厚だ。

51 :名無しになりきれ:2008/07/21(月) 22:03:30 O
携帯OK?

52 :グレゴリ ◆NQTXk2ijkI :2008/07/21(月) 22:06:13 0
>>51
そんな制限はない。全体の流れさえ読めれば問題なしだ。

53 :シトリン・グラハム ◆SmH1iQ.5b2 :2008/07/21(月) 22:09:11 0
ごめんなさい。名前付けるの忘れてました。


54 :グレゴリ ◆NQTXk2ijkI :2008/07/21(月) 22:13:45 0
シトリンだったのか、これは失礼した。続けてくれて構わない。

55 :名無しになりきれ:2008/07/21(月) 22:16:33 0
しかし、永久に続くものと思われた平和は、突如としてもろくも崩れ去った。
『闇王軍』と呼称する、闇の力を使う者どもの反乱が始まったのだ。
彼らの力はかつての大戦時よりも遙かに強大化しており、侵略は一瀉千里の
勢いで全国へと広がっていった。

平和が終わり、再び戦乱の時代が幕を開けた。


勝手に>>38の続きを書かせてもらったが、ちょっと典型的過ぎたかな。

56 : ◆SmH1iQ.5b2 :2008/07/21(月) 22:25:36 0
>>55
GJです。

しかし、ふと思ったが、このネタってTODと似てないか・・・?

57 :グレゴリ ◆NQTXk2ijkI :2008/07/21(月) 22:26:26 0
ストーリー投下したいならキャラ付き、もしくはGMを立候補してからGMとしてやってくれ。
名無しのストーリー進行は>>55で最後とする。

さて、そろそろ動くぞ。

58 :名無しになりきれ:2008/07/21(月) 22:37:23 O
似てるってか、国内のあらゆるジャンルで繰り返し使われているパターンではあるな。
古くはLOTRもこんな感じだし。

ぶっちゃけライトとそう変わらないね。

59 :名無しになりきれ:2008/07/21(月) 22:46:06 0
明確な差異化なんて語るだけ無駄だろ。
そもそも中世ファンタジーというジャンルからして同じなんだから。

60 :名無しになりきれ:2008/07/21(月) 22:56:37 O
演じ方の違いだろ

61 :名無しになりきれ:2008/07/21(月) 23:16:00 0
>>57
大事な事は後出ししないで最初からテンプレに入れろや
プロローグも自分で用意しておくもんだろ
自分のやるべき事やれてないのに口だけは達者だな

62 :マター ◆8TKCirtGv6 :2008/07/22(火) 00:21:11 0
名前: マター
年齢: ???
性別: 無し
身長: 5メートル
体重: 30t
スリーサイズ:×××
種族: 機械人形(メタルゴーレム)
職業: ガーディアン
性格: 機械的
魔法: 重力魔法
特技: 破壊
長所: ゴーレムである事
短所: ゴーレムである事
装備品右手: メタルハンド
装備品左手: メタルハンド
装備品鎧: メタルアーマー
装備品兜: メタルヘッド
装備品アクセサリー: 無し
所持品: 自分
髪の毛の色、長さ:無し
容姿の特徴・風貌:多角柱型の体・体、本体から離れた手足・短い足・長い腕・鉄で出来た体
趣味: 無し
恋人の有無: 無し
好きな異性のタイプ:無し
嫌いなもの: 自分を狙う物
最近気になること: 闇王軍の存在
将来の夢(目標): 闇を滅ぼす事
簡単なキャラ解説:
闇の存在に反応し動き出した鋼鉄の機械人形(メタルゴーレム)
闇を滅ぼすために旅に出る
人の言葉を話し、人の言葉を理解出来る

63 :名無しになりきれ:2008/07/22(火) 01:15:35 O
大雑把に計算すると、身長170cm体重160kg位の体型に相当するな。30トンだと。


64 : ◆NQTXk2ijkI :2008/07/22(火) 01:27:38 0
ここはブリード地方、メタリオーム城の城下町。
その下流区画の通りに面した酒場。

大きなテーブルがあり、比較的広いつくりの酒場であったが、
そこは数人の巨漢たちによって「占拠」されていた。
ときおりガチャ、ガチャと音がするのは彼らが物騒なことに、武装したまま
酒場に上がりこんでいるからである。彼らが肉を一口ほおばれば、その度に
テーブルが傷つき、店主が顔を歪めるのである。
そう、この連中がいることによって、他の弱い男達は酒場に寄り付くことすら
できないのであった。

ではここは雄臭い空間なのかといえばそうでもなかった。
彼らは女達を呼び集め、脇に侍らせた。
金に釣られている者、単に怖くて嫌々従っている者もいたが、彼女達の大半はそうでは
なかった。彼らのような猛者の側にいれば、この界隈でよりいい立場になれる為である。
そんな訳で、彼らは食欲と同時に性欲も満たし、食事の音と同時に甘い声も部屋中に響き渡り、
酒場は異様な空間と化していた。

突如、外で騒がしく鐘の音が鳴った。
「おぉ… お?」
巨漢たちの一人、グレゴリは抱いていた女を突き放すと、
急いで装備を整え、席を立った。巨大な大剣を担ぐと、それだけで空気が震えた。
「オルルド、どうやら俺らの出番みてぇだぜ?」
隣に座っている巨漢を一瞥し声をかけると、通りに躍り出て行った。

目の前を数人の鎧を着た兵士が慌しく駆け回っている。城兵か?
彼はこのチンケな装備の兵をまとめて両断してやりたい衝動にかられたが、抑えた。
ん?どうやら向かいの貧乏宿から細い感じの人物が出てきた。一見性別は分かりにくいが、
仕草や体格からして男だろうと思った。

騒ぎの原因はどこだ…?

65 :名無しになりきれ:2008/07/22(火) 11:12:15 O
善悪ではなく、立場や利害の相違が行動原理になるのに、なぜに勧善懲悪ストーリーなんだ?

66 :名無しになりきれ:2008/07/22(火) 13:08:49 0
>>65アホか?話が進めばどうでもいいだろUJIMUSHI君

67 :オルルド・ノガ ◆Nd6vtzt77I :2008/07/22(火) 14:22:37 O
>>64
「そしたらソイツ前歯が残らずへし折れてよう、鼻から口から血ぃ吹き出して…」
「げははは、そりゃいいや!」

場末の酒場を占拠する大男達の下品な笑い声が、酒場の外まで響き渡る。
そんな中テーブルについて女を侍らす男の一人(つまり俺だ)は
どうにも悪い酒になっているようだった。
…………………………
げぶーっ(げっぷ)
幸せってなぁ、なんだろうな。
色々あるんだろうけどよ。
美味い肉と良い酒、良い女、どれもご機嫌にしてくれっけどよ、最近なーんか違う気がするのよね。

おいこら親父、俺の肉まだこねえのかよ!
(床を踏み鳴らして、喧騒に負けぬでかい声で催促する)

聞いてっかおい?
つまりさあ、俺の力を余すとこ無く発揮する場所を求めてるんだよな。
(女に注がせた酒を一気にあおる)
こんなとこで燻ってるような器じゃねーだろ俺わ?だろ?
……………………………
やがて、外が騒がしくなり何事かと様子を伺っていると、
仲間の重騎士が立ち上がり身支度を始めた。

> 「オルルド、どうやら俺らの出番みてぇだぜ?」
> 隣に座っている巨漢を一瞥し声をかけると、通りに躍り出て行った。

「おい、待てよ俺の肉がまだきてねえよ。ああ畜生。」
テーブルの上の食い物をまとめて口に詰め込み酒で流し込み、
口をもごもごさせながらグレゴリの後を追う。

「で、どしたよ。熊でも出たか?」外を見渡す限り火事や喧嘩でも無さそうだ。
目に止まったのは、弱そうな兵士数人と、騒ぎで外の様子を見ている住人と、…おっ、ちょっといい女発見。

それと…、
………なんだありゃ?
俺は我が目を疑った。

68 :名無しになりきれ:2008/07/22(火) 18:01:45 O
雑音が多くて読みにくい
なな板でもまとめサイトでもいいから避難所つくらね?

69 :名無しになりきれ:2008/07/22(火) 18:10:51 0
なな板の避難所ならここだな
http://jbbs.livedoor.jp/computer/20066/

70 :名無しになりきれ:2008/07/22(火) 18:33:41 0
>>65
悪の王を倒すというストーリーから始まったとはいえ
それが勧善懲悪に繋がるとは限らんよ。
全てはこれからのストーリー次第。

71 :名無しになりきれ:2008/07/22(火) 18:51:12 0
>>65
悪いが、ドラクエみたいなストーリーにするつもりはない。
最低でもているず以上、可能なら、第二次世界大戦をぱろったストーリーにする予定だ。


72 : ◆SmH1iQ.5b2 :2008/07/22(火) 18:52:59 0
ワイバーンとかで空爆するのって有りですか?

73 :名無しになりきれ:2008/07/22(火) 18:55:29 O
アリじゃね?
ワイバーンは重いしな

74 :名無しになりきれ:2008/07/22(火) 20:12:10 0
城壁があるあたりで兵士とコボルトが戦っているのが見える。
数はどちらかというとコボルトのほうが多めで、兵士の数は少ない。
人数差を反映してか、地べたには転がっている死体は兵士のほうが多いように思われた。
ある兵士の頭はくぼみ、別の兵士は矢で射ぬかれ、またある兵士は全身が真っ黒焦げになっている。
でも、不思議なことに、民間人の死体は一つもなかった。

(どういうことだ?)

本にはこう書いてあった。

光と闇の間で大きな戦いが起きました。
闇はあちらこちらで民間人・兵士を問わず殺し、女や男を犯し、したい放題の限りをつくしました。
でも、闇の暴虐もそう長くは続きませんでした。
闇の中から、光の側に付いたものがあらわれ、4人の勇者によって、闇の王が倒されたからです。
闇の側に付く兵士たちは降伏し、光と共に暮らしました。

でも、いま目の前で起こっているのはあきらかに・・・
秩序立った軍隊の動きだ。
民間人に攻撃を加えるものは一人としていない。
他の場所では違うかもしれないが、少なくともここではそうだった。

(でも、そんなことは、今は重要じゃない。この場をどうにかしなくては!)

劣勢にもかかわらず、兵士は剣をふるい、モンスターの侵攻を食い止めている。
倒れる数はモンスターよりも兵士のほうが多かったが、それでもひるむことはない。

「悠久の時より存在している天の光よ」

兵士たちの動きに呼応するようにシトリンも言葉を紡ぎだした。


75 :名無しになりきれ:2008/07/22(火) 20:41:19 0
>>71 >>74

57 名前: グレゴリ ◆NQTXk2ijkI [sage] 投稿日: 2008/07/21(月) 22:26:26 0
ストーリー投下したいならキャラ付き、もしくはGMを立候補してからGMとしてやってくれ。
名無しのストーリー進行は>>55で最後とする。


76 :シトリン ◆SmH1iQ.5b2 :2008/07/22(火) 21:19:24 0
74だ。
トリップと名前を忘れてた。
何度も何度も繰り返して申し訳ない。

77 :◆2oDQ1hu.hw :2008/07/23(水) 00:06:10 0
平方根の参加おk?

78 :グレゴリ ◆NQTXk2ijkI :2008/07/23(水) 01:03:44 0
人々が逃げ惑う中、グレゴリは直感で異変の起こっている方向を探った。
酒場の方からはオルルド達が準備をして出てきた。どうやらこいつらも
やる気らしい。
遅れてやってきた女が乱れた衣服のまま、グレゴリの前に縋るように寄ってきたが、
グレゴリは女の腰を軽く撫でると、酒場に戻るよう制した。

死臭を嗅ぎ付け、現場の近くへと駆け寄る。敵らしき一団と城兵が戦っているようだが、
明らかに苦戦しているようだ。それにしても、あれは…!

「敵はモンスター…コボルトか!」
町人は既に戦場となっている城壁の付近にはいないが、
そんな中、先ほど見つけた若い男がいた。どうやらこいつも参加するつもりらしい。

「数が多すぎる!」「助けてくれぇ!」という叫び声。奴らは苦戦しているのか。
グレゴリが金属音を立てながら到着すると、既に多くの城兵が倒れ、後ずさりを
始めている有様だった。
それにしてもグレゴリ自身筋肉の塊のような巨漢で、そこに更に分厚いヘヴィアーマーを
着込んでいるものだから、城兵たちがまるで子供のように見えるほどである。
このヘヴィアーマーは特注で、通常のプレートメイルのゆうに二倍の厚さはある。
そこに巨大なハックブレード。まさに鉄の塊の到着である。

(俺は傭兵という立場である以上、こいつらやこの街を助ける義理はないんだが)
そんなことを考えていると、大勢のコボルトの中からあぶれるように城兵たちの
後に回り込もうという連中がいた。
すかさず、グレゴリは肩の大剣に手をかけると、走りこむようにして
一薙ぎ、二薙ぎした。
バシュッ!バシュッ、バシュッ!バシュッ!!…

「グェェ…」という声が何度も響きわたる。グレゴリが剣を一振りする度に、
コボルドの首や手足が宙を舞った。
ある者は上半身ごと吹き飛ばされ、臓物を飛び散らせながら地面に崩れた。

空気が凍った。
突如、仲間を纏めて殺されたコボルト達は一気に動揺し、数では尚も
圧倒的有利ではあるものの一瞬、後ずさりした。
「うぉぉぉ…すげぇ…」「な、何だあのバケモンは…!」
が、動揺したのは城兵も同じであった。グレゴリのあまりの物騒な風貌に、
驚きと警戒の念をあらわにしている。
(こいつらもまとめて吹っ飛ばしてやろうか…?)
それを聞いたグレゴリは気分が変わりそうになったくらいである。

その時、
「悠久の時より存在している天の光よ」
と男の声が聞こえた。あの男か! …呪文?
ま、魔法使いだったのか…?

グレゴリは魔法が発動されると思われる方向から軽く離れると、
コボルトからの矢に備えて身構えた。

79 :オルルド・ノガ ◆Nd6vtzt77I :2008/07/23(水) 11:42:09 O
「おお、すげっ、まるで戦場じゃねーの」
血の醸す鉄錆びの、皮膚の焼ける悪臭の、そこは正に戦場の、死の臭いに満ちていた。

うん?
既に戦闘をおっ始めている兄弟の、嵐のような戦いぶりを傍観している兵士をオルルドは見咎めて
「おら、てめえら給料もらってんだろ?仕事しろこら」丸太のような腕で首根っこをぎりぎり締め上げる。

「ぎぃあ!?待て、奴等ただのコボルドじゃないんだ。訓練された動きを…、俺らじゃ手に負えん」
腕の中でもがきながら抗弁する兵士。
「はぁ?与太こいてんじゃねーっつの。何だよそりゃ。つか訓練ならてめえらも受けてんだろがよ」

オルルドは視線を重騎士とコボルドの方へ戻すと…、言われて見れば確かに妙だ。
一般に、剣や盾を使う程度の知能はあるが、組織だった戦いをするほど賢い訳ではないコボルドが、
左に右に陣形を展開し、何とかグレゴリを仕留めようと頑張っている。
…もっとも、奴等の小細工は重騎士の純粋なパワーと装甲に、あわれにもひねり潰されてはいるが。

オルルドは腕を降って兵士を地面に投げ飛ばすと、手頃な岩をひっ掴み、
「どーれーにーしーよーうーかーなっ、てめえだっ!」
体重を十分乗せて解き放つ。
先ほどまで単なる岩として転がっていたそれは、恐るべき砲丸と化しコボルドの犬面を鈍い音と共に砕いた。
「お?当たった」投げた本人が少し意外そうに呟く。
次なる標的を選んで辺りを見渡すと…。

80 :ガダーシャ ◆jJkNSONMlA :2008/07/23(水) 18:11:44 0
名前:ガダーシャ
年齢:?歳
性別:女
身長:350p
体重:280kg
スリーサイズ:不明
種族:オーガ
職業:オーガ突撃部隊隊長
性格:残虐、部下想い
魔法:簡単な攻撃魔法なら使える
特技:巨体と怪力を活かした圧倒的かつ超絶的なパワー攻撃
長所:女性でありながら男オーガを凌ぐ肉体を誇る
短所:オーガ族の性として、頭脳労働は苦手で頭は余り良くない
装備品右手:トゲ付き棍棒(オーガ族で最もポピュラーな武器で、腕力のある者が使えば比類なき破壊力を発揮)
装備品左手:ギアタートルの甲羅で造った盾(オーガ族の武将にのみ所持が許された名誉の証でもある盾)
装備品鎧:オーガロードアーマー(真紅の炎を象ったオーガ族の武将が着用する軽装鎧)
装備品兜:オーガロードヘルム(真紅の炎を象ったオーガ族の武将が着用する兜)
装備品アクセサリー:亡き恋人ゲオバルドムの遺したドラゴンの骨で出来たネックレス
所持品:バトルアックス(トゲ付き棍棒に次いでオーガ族で流通のある戦斧)
      オーガランス(一般よりも力に劣る劣等オーガが好んで使う大型の長槍)
髪の毛の色、長さ:燃えるように真っ赤な真紅色の髪で、腰まで届くロングヘアー
容姿の特徴・風貌:筋骨隆々としており、腕や足の太さなど全てが常人の倍近くかそれ以上ある
             胸は人間の大の男の頭より大きいが、鎧を着ているため余り目立たない
             全てがオーガらしく精悍である
趣味:強い戦士と闘う
恋人の有無:無し(かつて同じオーガ族のゲオバルドムが恋人だったが、人間に討たれて死亡)
好きな異性のタイプ:強くて自分よりもデカい漢
嫌いなもの:弱くて自分よりも小さいをとこ
最近気になること:
将来の夢(目標):
簡単なキャラ解説:

81 :ガダーシャ ◆jJkNSONMlA :2008/07/23(水) 18:16:32 0
ちっ、やっちまった…
あたしとしたことが書ききる前に投稿しちまうなんてさ
仕切りなおすよ!

名前:ガダーシャ
年齢:?歳
性別:女
身長:350p
体重:500kg
スリーサイズ:不明
種族:オーガ
職業:オーガ突撃部隊隊長
性格:残虐、部下想い
魔法:簡単な攻撃魔法なら使える
特技:巨体と怪力を活かした圧倒的かつ超絶的なパワー攻撃
長所:女性でありながら男オーガを凌ぐ肉体を誇る
短所:オーガ族の性として、頭脳労働は苦手で頭は余り良くない
装備品右手:トゲ付き棍棒(オーガ族で最もポピュラーな武器で、腕力のある者が使えば比類なき破壊力を発揮)
装備品左手:ギアタートルの甲羅で造った盾(オーガ族の武将にのみ所持が許された名誉の証でもある盾)
装備品鎧:オーガロードアーマー(真紅の炎を象ったオーガ族の武将が着用する軽装鎧)
装備品兜:オーガロードヘルム(真紅の炎を象ったオーガ族の武将が着用する兜)
装備品アクセサリー:亡き恋人ゲオバルドムの遺したドラゴンの骨で出来たネックレス
所持品:バトルアックス(トゲ付き棍棒に次いでオーガ族で流通のある戦斧)
      オーガランス(一般よりも力に劣る劣等オーガが好んで使う大型の長槍)
髪の毛の色、長さ:燃えるように真っ赤な真紅色の髪で、腰まで届くロングヘアー
容姿の特徴・風貌:筋骨隆々としており、腕や足の太さなど全てが常人の倍近くかそれ以上ある(デブではない)
             胸は人間の大の男の頭より大きいが、鎧を着ているため余り目立たない
             全てがオーガらしく精悍である
趣味:強い戦士と闘う
恋人の有無:無し(かつて同じオーガ族のゲオバルドムが恋人だったが、人間に討たれて死亡)
好きな異性のタイプ:強くて自分よりもデカい漢
嫌いなもの:弱くて自分よりも小さいをとこ
最近気になること:人間どもが妙に強くて相手にしていて面白い
将来の夢(目標):手柄を立てて闇王軍の支配から脱却すること
簡単なキャラ解説:闇王軍に従い、人間種族と闘うオーガ族の女戦士
            生来的に戦いを好み、強い相手を求めて戦場を駆け巡る

82 :ガダーシャ ◆jJkNSONMlA :2008/07/23(水) 21:22:06 0
コボルトと人間の合戦を遠方の小高い丘から見据える一群があった
数は4体ほど、全員が人間の倍以上はあろうかという巨体を湛えている
灰色の肌と筋骨隆々とした肉体、鬼のように精悍な顔付き
モンスターにしては高い知能と巨人とも言うべき巨体で恐れられるオーガ族である
そして、その中央には真紅の鎧に身を包んだ女性らしきオーガの姿もあった

「コボルドのやづら、何でぜめない」と、一体のオーガが言った
なるほど、さっきまで人間の守備隊相手に有利に戦闘を進めていたコボルト軍の足が止まっている
これを食い止めているのは、わずか一名の重装歩兵だなどとは夢にも思わない

「だいぢょう、俺援護じでぐる」と、自慢のトゲ付き棍棒を構えて向かおうとする

「待ちな、行くんじゃないよ
 あたしらの任務が偵察だってこと、忘れたのかい?」
隊長と呼ばれたオーガ女が睨み付けて制止する

しかし、ただでさえ気性の荒いオーガ族の、それも血の気の多い若手の戦士が素直に命令を聞くはずがない
「俺が行ぐと言っだら行ぐんだ!」と、それだけ言うと一気に戦場へと駆けて行った

「馬鹿が…
 なんでコボルトどもが苦戦しているのか考え及ばないんだろうね?
 あんたたちも後学のためによく見ておくんだ
 戦場で敵の力を見誤ったらどうなるかをさ」
怒りがやや混じった表情を浮かべるも、直ぐに元に戻る
冷たく言い放つと、それ以上引き止めることもせず走り去る部下オーガの背後を見つめていた

…ところ変わってここはコボルトと人間たちが死闘を繰り広げている戦場
普段は少数で盗賊か追い剥ぎ紛いのことをして暮らしているコボルトが、多数で徒党を組んで攻めてきている
この意外な行動に人間の守備隊は不意を突かれ、総崩れとなって混乱している
反撃らしい反撃もできず次々と殺されていく人間の守備隊兵たちの屍が積まれていく
しかし、それに逆境するように一人の重装歩兵の奮闘がコボルト軍の進軍を止めている
だが、奮闘というには余りに一方的にコボルト側が殺されている

そんな中で、一人の勇敢(?)な荒くれがコボルトに岩を投げ付けて殺している
彼が次の標的を選んで見渡している最中、目の前に巨人の影が現れた
雄に3メートルはありそうな巨人、というより鬼ともいうべきオーガである
「人間の分際でなまいぎだぞ〜!」と叫ぶ
間髪入れず、振り上げられた巨大なトゲ付き棍棒が振り下ろされる

83 :シトリン・グラハム ◆SmH1iQ.5b2 :2008/07/23(水) 22:20:22 0
 上空、数十メートル。
 眼下には暗く染まった森が広がり、ところどころに明るいだいだい色の点が見える。
 都市だ。
 時間が時間だけに普段は真っ暗な森と同化しているのだが、コブリンたちが襲撃したせいで明かりがともされているのだ。
 都市から少し離れ場所には陸軍の拠点が存在し、対空砲がにらみを利かせている。

 空には渡り鳥の姿もない。
 ドラゴンたちが隊列を組みながら我が物顔で飛行し、左右二つずつある手で樽をつかんでいる。
 たるの大きさは人間の頭ぐらいある。
 たるの側面にはTNT火薬、衝撃注意と書かれてる。

 ドラゴンたちが陸軍の拠点にたどりついた。
 一匹ずつ樽から手を離し、Uターンしだした。
 陸軍の拠点に着弾するまであと20秒。
 はたしてそれまでに光の民たちは気づくのだろうか。


 所変わって、コボルトとの合戦が繰り広げられている都市。
 シトリンという、女性にも見えなくない人間が建物のわきに隠れ呪文を唱えている。
 そのわきを無数の矢が飛んでいき、腕の部分の衣服がめくれ、赤い線が何本も引かれているが気に留める様子はない。

 秩序を守っているものには幸福を。
 そうでないものには天罰を。

 天空を貫く、光の刃となり、罪人に罰を与えたまえ。

 オーガがオルルド・ノガに向かって棍棒を振り下ろした。
 棍棒には無数のビスが刺さっており、当たればひとたまりのないだろう。

 サンダーボルト!

 オルルド・ノガに当たる直前、あたりにオゾンのにおいが立ち込め、コボルト達の上に黒い雲が集まりだした。
 (回避判定は次の人にお任せします)


84 :名無しになりきれ:2008/07/23(水) 23:27:33 0
対空砲もTNTも勿論魔法アイテムだよな?当然だよな?

85 : ◆SmH1iQ.5b2 :2008/07/24(木) 00:20:06 0
>>83
TNT火薬を火薬に修正し、対空砲の部分は、大砲と投石器に修正します。
(84さん、thanks)

追記
火薬は中世のころから既に存在するみたいです。
(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%B9より)

86 :グレゴリ ◆NQTXk2ijkI :2008/07/24(木) 00:53:02 0
大剣は鈍い音を鳴らしながらコボルド達を次々屠っていった。
前衛となるコボルドはレザーアーマーを着ている者もいたが、
それはグレゴリの大剣の前では全く役に立たず、バターのように切り裂かれ、
死肉に付いたまま地面に落ちていった。
前に吹き飛ばされたコボルドの上半身が地面に付く前に、次のコボルドが
大剣の餌食になり絶命し、瞬く間に周囲はコボルドの死体であふれかえった。

「グルルル… ウゥゥゥゥ…」
弱弱しい唸り声を上げて後退していくコボルド。そこに追い討ちをかけるように
後方からどこにあったのか、岩が猛スポードで弓を構えたコボルドの頭をかち割った。
もはや頭が原型をとどめていないコボルドが崩れ落ちていく。

グレゴリの方を見てガッツポーズをする城兵たち。もはや、勝った…その時である。
後から地響きとともに現れる巨大な影。それは紛れも無くオーガであった。
「う、うわぁぁぁ…!」
突然の出来事に怯える城兵たち。早くも後ずさりをして、巨漢たちに任せようという動きである。
逃げ遅れた一人が巨大な棍棒の餌食になった。
「ぎぇぇぇぇ!!!」
腹に強烈な一撃を浴び、それは鎧を砕き骨をも砕いた。
勢い良く絶命した城兵が吹っ飛び、丁度グレゴリに直撃する形となった。
「フンッ!」
グレゴリはガントレットの付いた強靭な拳でそれをはじき返す。
更に数メートル飛んだ仲間の死体を見て、城兵たちは再び震え上がった。

さらにオーガは勢いをつけ、ついにはオルルドに躍りかかった。
そこで魔法が放たれる。
(しまった!完全に気を取られていたか…!)

気が付くと突如現れた暗雲からいかづちが降り、
オーガを怯ませ、後ろにいたコボルド達の多くを吹き飛ばした。

「どうやら俺らの味方のようだな…」
グレゴリはしばし、燻されたコボルドの手足、首が黒い煙を上げながら四散する姿に気を取られていたが、
敵が残り少ないと見るや、素早く弓を持ったコボルドの生き残りに突っ込んでいった。


87 :オルルド・ノガ ◆Nd6vtzt77I :2008/07/24(木) 00:59:38 O
>>84
TNT(トリニトロトルエン)火薬は1900年前後に開発・生産されたらしい。衝撃には鈍感なので雷管を使って爆発させる。

……魔法で間違い有りません。


………………………………
一般に、コボルドは辺境でコセコセ追い剥ぎ稼業に明け暮れるのが相場だ。
デカイ街の近くで目立った真似をしていると、すぐさま討伐部隊が派遣されるのを奴等も足りないおつむで理解している。
なので、この辺りではコボルドは滅多に見かけない。無論オーガもだ。

だとしたら、いままさにオルルドに襲いかかる巨人は、桁外れに長身の蛮族だろうか。
あるいは何かの見間違い?
彼にとって不幸な事に、どちらも違った。

(待てよ、なんでこんなとこに…)
オルルドはコボルド共に岩を投げつけるのに気を取られ、オーガの接近に致命的に遅れた。
巨人はすぐそこ、既にその長いリーチの範囲内。
振り下ろされる棍棒の軌道はよく見えたが、彼にそれを避ける時間は与えられない。
とっさに腕を上げて頭を守る。腕二本がへし折られるのは覚悟したが、それで命が助かるかははなはだ疑問ではあったが。


そして、
棍棒が突然はじけとんだ。

オルルドが何かをしたわけではないのは、驚く彼の表情からして間違いない。
だが、ピンチを切り抜けた幸運を無駄にするほど彼は呆けではなかった。

次の瞬間、オーガに背を向け一目散、グレゴリの方へ全力で駆け出した。

「おいっ、グレゴリ、やべえぞ。オーガだ、まじオーガ。超デカイぞ」


88 :おるるど:2008/07/24(木) 01:12:13 O
身長と体重は個対個の戦いで大きなハンディとなる。
身長3m、いや武器も何も無しじゃヤバイ相手でしょ。

ほら、俺喧嘩は強いけどさ。ゴブリンとかリザードマン位なら何とかなるけど、オーガは無理だから。

あとリロード遅れて書き込んだから内容が若干ずれた。

89 :ガダーシャ ◆jJkNSONMlA :2008/07/24(木) 01:22:50 0
「ぐげえあああああっ!」とけたたましく響くオーガの悲鳴
棍棒にシトリンの放った雷撃が直撃し、四方に弾け飛んだのだ
さらに高圧電流で感電し、完全に怯んでしまう
白い髪の毛が逆立ち、電撃の凄まじさを物語っている
そしてその隙が、オルルドに逃げる隙をものの見事に与えてしまう結果になった

「ぢ、ぢぎぢょー、誰だ俺の邪魔じようっでやづは!」両方のエモノを失ったオーガの怒りは激しい
「ぎざまー、ぎざまかー俺の邪魔じだやづばあぁぁっ!」ドスドスと走りながらある男に向かう
コボルトの残存兵力に向かったグレゴリの動きを察知し、続けて踊りかかったのだ
3メートルもの巨体が、コボルトの死体を蹴散らしながら突撃してくる
一定の距離まで詰めると、グレゴリ目掛けて両脚を前に突き出しドロップキックを繰り出す
オーガの最大の武器は、巨体とその鋼のような肉体そのものなのだ



90 :グレゴリ ◆NQTXk2ijkI :2008/07/24(木) 02:24:40 0
コボルド達を一掃し、最後のコボルドが地に伏せると、グレゴリは一瞬の静寂の
余韻に浸っていた。さて、オルルドの奴は…と振り返ろうとすれば、
後方からドンドンドンドン…と地響きが聞こえてくる。

オルルド…な訳がない。オーガである。
「おいっ、グレゴリ、やべえぞ。オーガだ、まじオーガ。超デカイぞ」
と叫びながら彼は普段では想像もつかぬ速さで駆け寄ってきた。

ドンドンドンドン…
(オーガの目標は…オルルドではなく… 俺だ!)
オーガが突如両足を前に突き出し、ドロップキックを繰り出す。
近くで見ると何とでかいのだろう。それはグレゴリの頭三つ、いや四つ分ほど大きく見えた。
初めて相対する巨大な敵に驚いたこともあって、かわすタイミングなどなく、
慌てて大剣を構え、飛来する巨大な足に突きたてる。

ガイィィィン!
腕に強烈な衝撃が走り、グレゴリは数十センチほど後ずさった。剣を落とさなかったのが救いである。
当のオーガはというと、かすり傷程度を受けて、何事もなかったかのように起き上がってくる。
が、その際の隙を見逃す彼ではなかった。引っ込めた腕を勢い良く返し、片手に力を込めて
そのまま逆方向に横薙ぎする。それはオーガのわき腹を切り裂いた…はずである。

ガシィィィ!ギシギシ…
(固い…!固すぎる…!)
オーガは軽装ではあったが、その内側の肉体はまさに鋼の筋肉の塊であった。
それは鎧をも切り裂くグレゴリの一撃をも、軽傷程度で済ませてしまうのである。
オーガは血を流しながらも、腹に食い込んだグレゴリの大剣を両腕で掴みあげ、
そのままグレゴリごと投げ飛ばした。

「ぬ、ぬぅぁぁぁー!!」
ガシャァァン!
幸運にも骨折は免れたが、鎧ごと壁に叩きつけられ、グレゴリはかなりのダメージを受けた。
手放さなかった大剣を杖代わりに起き上がる彼は、思わぬ強敵に体を震わせた。
(確かにこいつぁ手ごたえがあり過ぎだ…さて、どうしたものか…)

オルルドはまだピンピンしているようだし、胡散臭いが魔術師もいる。どうしたものか…
後ろからは、酒場にいた残りの巨漢たちも騒ぎを聞いて駆けつけてきたようだ。

91 :名無しになりきれ:2008/07/24(木) 12:39:54 O
「なぁ、俺ら手伝わなくていいのか?」
「いいんじゃねーの?グレゴリがタイマンで負けるなんて想像できねーよ」
「だけど相手はオーガだぜ、苦戦してるようにも見えっけどな」
「あー、そういやあいつが一撃で仕留め損なったのって久し振りに見たわ」
「いいから手を貸すぞ、お前ら弩で援護しろ。俺が突っ込む。」
「いや俺が突っ込むからお前が援護しろよ。」
「うるせえな、援護なんていらねえよ。全員で取り囲めばすぐだろ。」
「じゃあさ、あいつ殺した奴に全員が酒を奢るって事でどうよ」
「乗った!」

かくして屈強の戦士団が雪崩をうってオーガに襲いかかる。

92 : ◆SmH1iQ.5b2 :2008/07/24(木) 12:46:13 0
>>87
指摘を受けて、調べてみたら、TNTはまだ存在しないので火薬に置き換えました。
(火薬の種類は不明瞭ですが、火薬と言えばもっぱら黒色火薬のことを指すので・・・それを使ったものと思ってもらえるとありがたいです)


93 :ガダーシャ ◆jJkNSONMlA :2008/07/24(木) 16:03:27 0
「いでえぇぇっ、ゆるざねえぇぇっ!」と、傷付いた腹を押さえながら更に怒る
オーガはモンスターの中では知能が高いとはいえ、人間に比べればまだ単純である
怒りに我を忘れれば、気の済むまで暴れまわる野獣と変わらない
オーガは鋭い牙を剥き、グレゴリを全力で威嚇する
そして、一気に飛び掛かろうと両腕を上げた瞬間である

騒がしい喧騒のような叫びと共に、背後から屈強な戦士の一団がどっと雪崩れ込んできた
脚を滅茶苦茶に斬られ、思わずバランスを崩して前のめりに倒れる
戦士たちはやれ好機とばかりに倒れたオーガに押し寄せ、容赦ない追撃を加える
背中に脚に剣を突き立てられ、声にならない苦悶の叫びを上げる

「あげ…ぐがが…、に、にんげんなんがに…」血まみれになって這いずりながら、グレゴリに近付く
「で、でめえだげでも…み、みぢづれにぃぃ…」と、ゆっくりグレゴリに手を伸ばす
さしものオーガも、こうなっては虫の息である

そして、その光景を遠くから見つめるオーガの女武将ガダーシャ

「無様だな
 命令違反の上に負けるとはオーガ族の恥さらしもいいところだ」
呆れたように吐き捨てる
しかし、何をするでもなくいきなりトゲ付き棍棒を構えると自らも戦場へと向かう

「だ、だいぢょう、なんもだいぢょうまで行ぐごとは…」心配そうに言う部下のオーガ
しかし、「腐っても同胞は同胞、その死体を人間に渡すわけにはいかない
      私が取り返してくる
      おまえたちは指示があるまでここで待機していろ」
真紅の鎧に身を包み、颯爽と駆け出す女性のオーガ
男オーガ以上に巨体の大戦士が、今同胞の死体を取り戻すべく戦場へと駆けて行く

94 :シトリン ◆SmH1iQ.5b2 :2008/07/24(木) 19:43:05 0
「なんだ?あれは・・・」

兵士が一人でやぐらに立ち番をしていると、地響きらしきものが聞こえてきた。
手近にあるたいまつをつかみ、音がしたほうに向けた。
投石機や大砲が設置されているが、特に何かが落ちた形跡はない。

「・・・下のほうか?」

松明を下のほうに向けた。
松明の光がやぐらの下に落ちている樽をオレンジ色に染め上げている。
樽の中には黒色火薬とと炎の魔法が充てんされた石が一緒につめこまれているだが、幸か不幸か、兵士はそれを知らない。
不審に思いつつも下に降りようとした、そのとき、樽が爆発した。
衝撃によってやぐらが傾き、兵士の体が地面にたたきつけられた。
「ぐ・・・」
全身を激しく叩きつけられたせいか、体が動かない。
「ぎゃ、ぎゃあ・・・っ」
兵士の体の上にやぐらが倒れ、兵士の体は押しつぶされた。

あちらこちらで火の手が上がっている。
投石機や大砲は跡形もなく破壊され、原形をとどめていない。
夜空が真っ赤に染めあがり、編隊を組んでいるドラゴンの群れがその場から離れていくのが見えた。



シトリンが建物の蔭から顔を出した。
グレゴリに向かって手を伸ばした状態のままオーガが倒れている。
背中や腕には剣が何本か刺さっており、それが死因のようだ。
「ん?」
上空を何かがかすめ飛んだ。
天を見上げると、ドラゴンの群れが夜の闇にまぎれるようにしながら飛んでいる。
上空から攻撃するつもりなのだろうかと思ったが、ドラゴンの群れはこちらに向かってくる様子はない。
ドラゴンという生き物はとても頑丈で、炎や氷などのブレスを吐く者がいると噂を耳にしたことがある。
あちらに攻撃する意思がないことを確認し、辺りを見回した。
コボルト達は屈強な騎士たちによって皆殺しにされ、乱入してきたオーガもすでに死んでいる。
肩の荷を下ろし、息を吐いた。
踵を返し、貧乏宿に戻ろうとしたところで真紅の鎧を身にまとったオーガが入ってきた。
どうやら、まだまだ戦いは続きそうだ。


95 :グレゴリ ◆NQTXk2ijkI :2008/07/24(木) 20:54:45 0
事態は思った以上に早く片付いた。
仲間の巨漢たちがオーガを囲み、どつきまわすようにして
重い一撃を次々と叩き込んでいったからである。どうやら先ほどの剣撃も
無駄には終わらなかったようだ。

地面に倒れ伏したオーガは何度も武器を突き立てられ、血溜まりを作っていたが、
それでも死にきれないとばかりにグレゴリの足に掴みかかろうとする。
グレゴリはその太い腕ををかわし、逆に鉄のブーツで踏みつけると、
同時に大剣を振り下ろし、首に強烈な一撃を見舞った。
「ギェェェェ!!」
オーガの絶叫が響きわたる。とっさにグレゴリはオーガの巨大な頭部を切り落とし、
子供の体重ほどはあるそれを片手で持ち上げると、雄叫びを上げた。
「ぬおぉぉぉぉぉ!!!!」
周囲の巨漢たちもそれに続く。得物のあるものはそれを掲げ、ないものは
地面に落ちているコボルドの首を千切って掲げた。
城兵たちはそれに構わず、倒れている仲間達の生死を確認している。
(ん…?)
掲げた手の先の空に、なにやら巨大な飛行物が見えた気がした。気のせいだろうか。

が、その歓喜の時間も長く続かなかった。
新たな敵が接近してきている。ドンドンと、大きな地響きを立てて。
それはオーガに違いなかったが、燃えるような真紅の鎧に身を包んでおり、
先ほどのよりも更に大きく、巨漢で鳴らしたグレゴリの倍ほどの背丈があった。
足の長さだけでも並みの男以上あるように見えた。
良く見ると顔立ちはオーガにしては整っており、長い髪、体つきもスマートで、腰に丸みがあるように見えた。

女だろうか?いずれにせよ相当にヤバい相手であることに変わりはない。
女オーガの近くの巨漢たちがそれに気づくと、顔を引き締めて身構えた。
「こんにゃろお!やんのかよォ!」
全員で戦うしか…と思うが早く、巨漢の一人が得物の槍を構え、女オーガの
鎧の付いていない右股に強烈な突きを見舞った。普通の皮鎧なら楽に貫通するほどの一撃である。
ガィィン!パキャ!
「なにぃぃっ?!…ひぃぃっ!」
女オーガは太く長い右足を上げると、槍を脛当ての部分にぶつけ、軽くへし折った。
そしてそのまま足を踏み下ろし、地響きを鳴らすと、巨漢は怯えて動けなくなってしまった。

「ディエゴ!危ねぇ!」誰かが叫んだその瞬間である。
女オーガの左足が巨漢の脇腹に入ったかと思うと、鎧が割れて臓物を撒き散らし、
その亡骸はシュート回転をしたまま城壁に叩きつけられ、腐ったトマトのように
原型が分からぬような無残な姿となった。

場の空気が静まり返り、周囲の巨漢たち、城兵たちは現実的な恐怖に震え上がった。
城兵の中にはその場から走って逃げようとする者もおり、そのうち一人が慌てて転んだ。
当のグレゴリも共にこの界隈を闊歩してきた仲間のあっけない即死に驚き、
無意識のうちに後ずさりを始めていた。

「くっ、俺としたことが… このまま下がる訳にはいかん!奴の弱点は…」
自分に言い聞かせるようにして武器を構えなおし、聳え立つ女オーガを見た。
「やはり目標がでかすぎる…まずは片足を潰すしか…ディエゴのように鎧の無い太股を狙うか…」
敵は待ってはくれない。次の目標を定め再び動き出した。
蹴りにはかりに耐えられたとしても、あの巨大な棍棒が直撃すればグレゴリでも即死だろう。
「そうか、女で…オーガ…!そうするとアレか…まだこの戦い、捨てたもんじゃねぇ!」



96 :名無しになりきれ:2008/07/24(木) 21:08:22 O
このスレは他人のキャラも操作可能なSSスレなの?

97 : ◆SmH1iQ.5b2 :2008/07/24(木) 21:30:14 0
>>95
ごめんなさい。
うっかり死んだものだとばかり思ってました。


98 :名無しになりきれ:2008/07/24(木) 21:46:05 0
>>96
ある程度は場面場面で動かす必要もあるんでわ?

99 :名無しになりきれ:2008/07/24(木) 22:03:26 0
>>98
動かしていいならいいで構わないし文句言うつもりもないんだけど、そこん所をはっきりさせておいた方がよくね?

100 :名無しになりきれ:2008/07/24(木) 22:41:35 O
PCの手下って位置付けだし、本人も使い捨てる気だったみたいだし、アレはセーフじゃないかな。
要するに、PCの言中の脇役とか名無しの出してくるNPCくらいは操っても構わんのではと。

101 :名無しになりきれ:2008/07/24(木) 22:46:32 0
これからの新規の為にもこういうのは一覧でも作っておくといいかもね
参加者達は事が起こった推移とかわかっているから自然とルールを身に付けていくけど、新規はそういうわけにはいかないから。

102 :名無しになりきれ:2008/07/24(木) 23:03:13 0
アドバイスは無駄だよ、聞く気がないんだから
スレ主の手際が悪くてスレが潰れてもいいじゃん
夏厨はそうやって大人になるもんさ

103 :アレンナ・ディートレン ◆E.NgQdzf5A :2008/07/24(木) 23:10:33 0
名前:アレンナ・ディートレン
年齢:24歳
性別:女
身長:166cm
体重:46kg
スリーサイズ:秘密
種族:人間
職業:剣士
性格:高飛車でプライドが高い
魔法:若干の防御系魔法を使える
特技:剣技・魔法と剣技を併用した秘技
長所:辛抱強い
短所:冗談が通じない
装備品右手:レプリカントソード
装備品左手:なし
装備品鎧:レプリカントアーマー(左肩のみ肩パッドが二つ重ね)
装備品兜:レプリカントクラウン
装備品アクセサリー:ペンタグラムリング
所持品:お金・水
髪の毛の色、長さ:金髪で背中にまで達したロングストレート。
容姿の特徴・風貌:銀色の鎧・兜・剣を身に着け、同じく両耳には五芒星を模った銀色のリングを着けている。
            白いマントを背中になびかせている。
趣味:旅
恋人の有無:なし
好きな異性のタイプ:……秘密
嫌いなもの:口だけが達者な人間
最近気になること:反乱について
将来の夢(目標):旅の目的を遂げること
簡単なキャラ解説:とある地方の貴族ディートレン家の娘。ディートレン家は後に没落したが、
           成人するまでは裕福に育っているせいか今でも世間知らずなところがある。
           家が没落したことを契機に親元を離れ、とある目的の為に旅を続ける日々を送っている。

104 :オルルド・ノガ ◆Nd6vtzt77I :2008/07/25(金) 00:52:44 O
(どうしたもんかね…)
先のオーガは仲間達になぶり殺され、グレゴリに首をはねられ、既に動かぬ肉の塊となって地に伏している。
しかし一難去ってまた一難。更なる難は先程より確実に一回り大きなサイズとなって目の前に立ちはだかっていた。
(ケツをまくってもいいんだけど、後でこいつらに何言われるかわかんねーしなぁ…)

おそらくここでオーガを仕留めても、役人から幾ばくかの褒賞をせしめるのが関の山であろう。
得るものは少なく失うのは多い分の悪い戦いに彼等を駆り立てるのは、戦士としてのプライドだろうか。
まったく難儀な話ではあるが、普段大きな顔で町をゆく彼等にとって、
敵を前に芋を引くのはメンツを自ら潰す真似に他ならないのだ。
そして彼等は何よりそれが許せなった。
「しゃーねえ、覚悟を決めるか。戦士の国に召されるにゃ丁度いい相手だろ」オルルドは自らに言い聞かせるように言うと
「確かに不足は無いな」
「せめて道連れにゃしたるか」
回りから賛同の声があがる。

オルルドは兵士の死体から槍を拾って雄叫びのような声を張り上げた。
「かかってこいよ、デカブツ野郎。そこに転がっている奴の後を追わせてやっからよおぉぉ!」

105 :おるるど:2008/07/25(金) 00:57:34 O
>>92
ああゴメン、テレビ見ながらレスの内容書き込んでて、リロードしてなかったから、
その前のツッコミに対して魔法って事でいいんじゃねって事で遅れてレスしたんだ。
火薬は理解したよ。

106 :ガダーシャ ◆jJkNSONMlA :2008/07/25(金) 01:53:40 0
「アハハハ、人間にしてはいい踏み込みをしてくるもんだ!
 惜しいことをしたね、殺すんじゃなかったよ」
ガダーシャはそう言うと、粉砕した大男の肉塊を見る
先ほどのオーガとは違い、言葉をはっきりしゃべって尚且つ戦いを純粋に楽しんでいる
図体はデカいが技巧派の戦士のようだ
そして、次に槍を構えて挑発してくるオルルドの方を見やる

「辞めときな、坊や
 その度胸は認めるけどね…クスクス…」
そう言うと、特に取り合うというわけでもなく再びグレゴリの方を見やる
そして、攻撃するのではなく武器を収め、腕を組んで語りかけてくる

「あたしらはここには偵察で来たのさ
 そもそも戦いは目的じゃあない
 丘の向こうにはまだ三人、あたしの部下が控えてる
 その気になれば疲弊したあんたたちを全滅させるくらい容易いさね
 けど、この大事な時期に無駄な戦いはしたくないし大事な仲間の死体を渡すわけにも行かない
 それに、有望な好敵手の芽を下らないことで摘みたくもないってわけさ
 ここは一つ、あたしらとこの死体のことを見逃してくれると嬉しいんだけどねえ…」
悪い話ではない、とでも言うようにいきなり急迫紛いの要求を突き付ける
ガダーシャの持つ鎧とギアタートルの盾は、オーガ族の誇り高き武将の証である
余程の技量がなければ与えられることはない
まともに戦えば、どちらが勝っても両者の壊滅的被害は免れないだろう
それに、ガダーシャの背にはまだ巨大な斧と槍が装着されている

107 :グレゴリ ◆NQTXk2ijkI :2008/07/25(金) 20:11:15 0
ルールをまとめておこう。

・とにかく重苦しいファンタジーがしたいやつは集まれ。中途半端な気分で参加はするな。
・世界観は中世風の西洋ファンタジー世界だ。が、過度な薀蓄は要らない。
・コテは必ずトリップを付け、自己紹介をすること。
・版権キャラの使用は禁止。オリジナル専用とする。
・重厚だからといって別に雄臭いという訳ではない。女はむしろ大歓迎だ。
・TRPGスレだが、そこまで厳しいルールではない。
・基本はターン型で回すが、展開によってはその限りではない。
・sage進行、荒らしは徹底無視。煽りは禁止。設定などは自重すべし。
・ドロドロでムラムラな展開もあり。
・鎧とか白兵戦を主流に戦うが、多少エロいの、グロいのもギリギリならアリとする。
・ギスギスするのが大好きな奴は集まれ。また容赦はするな。
・とにかく重苦しく動け。ここがヘヴィファンタジースレである意味を考えろ。
・展開は多少速くても構わないが、あくまで空気を読む感じで。敵役も募集する。
・越境は禁止。ライトファンタジースレとは無関係。
・長期で抜ける場合など重要なことを話したい場合は【】を使う。
・シナリオを回すのはトリップのついたキャラハン、キャラハンに認められたGMのみ。
・流れによっては多少、繋げる程度に他人が出したキャラを動かすのもあり。


108 :おるるど:2008/07/25(金) 23:37:57 O
流れ的にはオーガの姉さんに遺体をお引き取り願えれば無難そうなんだけど、
俺のキャラ的にシカトされたらつっかかると思うんだよね。
あと、グレゴリの秘策も気になるんだよね。
シトリンの動きも気になるし。

問題ないならオーガ姉さんに攻撃するよ。そんで返り討ちにされるよ。
他の展開考えてる人いたら先に動いてね。

109 :オルルド・ノガ ◆Nd6vtzt77I :2008/07/26(土) 11:46:31 O
オルルドは槍を握り締め、歯がばりばり鳴る音を聞いた。
相手にもしない、文字通り、上から目線に対して彼の脳は屈辱に燃えた。
「てめえらの都合なんざ知った事かよ。かかって来ねえなら…」機を外して巨大な戦鎚で躍りかかる巨漢の戦士。
それに合わせて滑るように踏み込み、槍を突き出すオルルド。
無言の内に成立したコンビネーションが紅の巨人戦士の足と腹を狙う。

110 :シトリン・グラハム ◆SmH1iQ.5b2 :2008/07/26(土) 20:10:46 0
(あきれた奴らだ)

目の前にいるオーガはかなりのやり手。
突っ込めばまず間違いなく死ぬ。
まともにやりあえるとすれば、ゴーレムぐらいのものだ。
さっきの攻撃を見ていなかったのかと心の中でつぶやき、ため息をついた。

罪人とそうでないものを隔てる壁となれ。
愚か者の頭を冷やす檻となれ。
出ようとする者には罰を与える鎖となれ。
空を引き裂き、音によって恐怖を与えるものよ。
わが力によって、かの者の周りに集め、隔てよ。
スパークリングプリズン!

二人が到達するぎりぎりのところで、言葉を最後まで紡ぎ終え、

二人とも離れろ!

喉が張り裂けんばかりの大声を出した。


111 : ◆NQTXk2ijkI :2008/07/26(土) 20:19:06 0
ガダーシャに回します。

112 :アレンナ・ディートレン ◆E.NgQdzf5A :2008/07/27(日) 02:27:54 0
──視線の先で佇むのは、地図が正しければメタリオーム城の城下町。
その存在を視認してからというもの、彼女は自然に足早となっていた。
そこに行けば水がある食べ物がある。そして何より疲れを癒す宿もある。
街に灯された明かりを頼りに、彼女は暗い道をひたすら街に向かって歩き続けた。

一歩一歩進む内に、目の前には少しずつつ街が広がり始めていく。
ところがそうして街に近づいていく内に、一抹の不安が彼女中で芽生えていった。
何故なら街から聞こえてくる人々の声は、
街の喧騒というものから遠くかけ離れていたものであったからに他ならない。

嫌な予感を頭に過ぎらせながら、彼女は街へと入っていった。
そしてそこで、直ぐに自分の予感が的中した事を思い知らされるのだった。
彼女の目の前で広がっていた光景。街は、足の踏み場もないというように斬り捨てられた
人間の死体と、非人間の死体で埋め尽くされようとしていたのだ。

人間に交じって道端にその亡骸を伏せているのは、一般的に「コボルト」とか「オーガ」とかと
呼ばれる怪物達だ。三日三晩人のいる街を探して荒野をさ迷い、ようやく発見したと思ったら
その街では戦闘の真っ最中。運がいいやら悪いやらと、彼女は思わずため息をついた。

この街を襲ったコボルトらが火を放ったのか、あちこちで家が燃え、木が燃えている。
それらの明かりは、これまで闇夜に覆われていた彼女の姿をも照らし出した。
身にまとう銀色の鎧が明かりによって輝きを放ち、その輝きにも決して引けを取らない金色の髪の毛、
そして不思議とそれ自体が光を放っているような、端麗な顔。
華麗にマントをなびかせ、輝きを放つような全身からは、何か高貴な雰囲気さえ感じ取れる。

不意に、彼女の足首を何かが掴んだ。それは人の手……いや、オーガと呼ばれる怪物の手であった。
地に伏している者達は全て死体であると思っていたため、足元に注意を払っていなかったのが
足首を掴まれた原因であっただろう。

「げへへへ……おんな゛……お゛ん゛な゛だぁぁぁ……」

このような怪物達にあるものは欲。食欲、戦闘欲、そして性欲だけだと相場は決まっている。
死が迫っても、女と見ればところ構わず飛びつくのは、正に欲が支配する野獣そのものであろう。
彼女は鞘に納められた剣を抜くと、自分の足首を掴んでいるオーガの手に向かって一閃した。
剣を受けたオーガの手は、瞬時に生命の無い肉の塊となって宙を舞い、道端へと転がっていった。

「ぎぃやぁぁぁぁああああッ!! お、゛お゛れ゛の手がぁぁぁあッ!!」

叫び声を挙げるオーガに向かって、彼女はふぅとため息をつきながら言った。

「無礼者め。この鎧は、貴様のような下賤な者が触れて良いものではない」
「お゛、お゛ん゛な゛があ゛あ゛あ゛あ゛ーーッ!!」

彼女の言葉に激昂したように、今まで傷つき倒れていたオーガが叫び声を挙げながら
その巨体を奮い立たせた。
しかし、オーガがその巨大な腕を振り下ろすより早く、彼女は再び剣を一閃した。
直後に一つの斬撃音とと共に、オーガの首がずるりと体より離れ落ちていった。

「明度の土産に教えてやる。我が名はアレンナ・ディートレン。
 剣聖と謳われた我が祖父の名にかけて、貴様ごとき死に損ないに遅れはとらん」

司令塔を失ったオーガの巨体は音を立ててその場に倒れこみ、二度と起き上がることはなかった。
彼女は……いや、アレンナは剣を鞘に納めると、宿を求めて街の奥へと歩き始めた。

113 :ガダーシャ ◆jJkNSONMlA :2008/07/27(日) 09:13:42 0
「どうしたってのさ?
 誰も答える奴が居ないってのはどういう料簡だい?」
ただ静まり返るだけの反応に呆れた様に肩を竦める
全く無かった…というわけではない
身の程知らずの人間の小僧が一匹、勝手に屈辱を感じて武器を構えている
しかし、真剣に取り合うことはない

ガダーシャには、コボルトを一掃した重装歩兵を潰せば、守備隊が一気に戦意を喪失することは分かっていた
巨漢の戦士たち以外、兵士は完全に恐怖に駆られて総崩れとなっている
その巨漢の戦士たちも、目の前のガダーシャの強さに鋭気を挫かれている
それに、この町の主力は戦士団で魔法使いがほとんど居ない
実際に、たったの四人とはいえオーガ側の負ける要素が薄いのである

>「てめえらの都合なんざ知った事かよ。かかって来ねえなら…」
「坊や、良いことを教えてやろう
 戦場で相手の実力を見誤ったら…、死ぬだけだよ!」
戦鎚を持った巨漢の戦士をすかさず蹴り飛ばし、宙を舞う体は城壁へと叩き付けられる
「ぐきっ」という鈍い音を立て、首が明後日の方向を向いたまま地面へと落下する
すぐさまスネ当てでオルルドの放った槍の切っ先を挫くと、そのままこちらも蹴り飛ばそうする
するとどうだろうか、ガダーシャの蹴りは弾かれ、オルルドの体はそのまま安全な場所へと運ばれた
何かに包まれるように発動するも、巨漢の戦士まで救うにはタイミングがやや遅かった

「へえ…、さっきのサンダーボルトと言い、やっぱり一人くらい魔法使いは居るようだね!
 町の中に隠れているんだろうが、こそこそしてないで出て来たらどうだい!?
 もっとも、あたしも簡単な攻撃魔法くらいは使えるし、部下の一人はシャーマンだ!
 魔法合戦で余計な犠牲者を増やすか、大人しくして無難に犠牲者を減らすかはあんたの自由だよ!」
そう言うと、魔法使いの存在を確信したガダーシャは城内に向かって叫ぶ
耳をつんざくほどの凄まじい大声である
辺りがビリビリと震え、守備隊の兵士や市民がどよめく
すると、呼び出しの合図と勘違いしたのか、待機しているはずの三人の部下の内、二人が駆け寄ってきた
何れもビッグ・ホーンと呼ばれる巨大なサイのモンスターに跨った騎士風の出で立ちである
重装鎧を着ており、手に持った武器はオーガランスと呼ばれる槍である
何人かの兵士がビッグ・ホーンに踏み潰され、血と肉のミンチと化してしまった

「ちっ…、馬鹿が!
 呼んでもないのに出て来るんじゃないよ!」
しまったと思いながら、己の行為に後悔するガダーシャ
人間よりも遥かに巨体で怪力のオーガも、知能は一部の者を除いて人間に遥かに劣る
大半の者が指揮者の命令を遵守できない者ばかりである

「ず、ずまねえ、だいぢょう…」と申し訳無さそうに項垂れて謝る
「ふん、まあいい
 人間どもにわざわざ見せる手間が省けたってもんだ
 …いいかい、人間ども、こいつらはあたしらオーガ族で新設されたばかりの騎士団だ
 あたしらと戦ったことがある奴らでも見るのは初めてだろう?
 この二人が今ここで暴れまわっただけでも、あんたたちは全員確実に挽き肉さ
 考える頭があるなら、大人しく死体を引き渡すのが利口ってもんだろうけどねえ…」
そう言って両者を従えて戦士たちの方へ振り返ると、大声を張り上げて自分たちの圧倒的優勢を主張する
最早、これ以上一歩も譲るつもりは無いという態度を見せている
攻撃の合図をいつでもするという意思表示なのか、トゲ付き棍棒まで上に振り上げている

114 :グレゴリ ◆NQTXk2ijkI :2008/07/27(日) 13:33:33 0
女オーガは全く余裕のようだった。
恐らく仲間であるオーガを殺されているにも関わらず、その太い腕を組んで
上から目線で話しかけてくるその様を見て、恐怖を覚えずにはいられない。
足で巨漢を瞬殺となると、棍棒や斧でやられればどうなるか。それは想像するのも恐ろしい。
他にも手下に三人のオーガがいるらしいが、どっちにせよこいつを何とかすればいい話だった。

構えながら思案をめぐらせているうちに、オルルドともう一人の巨漢が
重厚にして迅速な攻撃が、女オーガの足を砕き、腹を鎧ごと叩き割る、その勢いであった。
しかしながらそれは女オーガの巨体から繰り出される一撃で打ち砕かれる。
一人が勢い良く蹴り飛ばされ、絶命した。
「アレックス…!」
仲間の死を再び目にすることとなるが、声は何とか伏せた。
不意を突くことを何としてでも成功させなくてはならない。
二発目のカウンターがオルルドを襲う、まさにその瞬間だった。

スパークリングプリズン!

オルルドと女オーガの間に障壁が発生し、オルルドは壁によって難を免れた。
どうやら痩せた魔術師の男が魔法を使ったようである。
女オーガがそちらに気をとられると同時に、何やら大声で脅迫事を喚いている。
その音につられるようにして、ビッグホーンに騎乗した二体のオーガがやってきた。
もの凄い地響きが鳴る。しかし、その瞬間こそがグレゴリが求めていたものだった。

グレゴリは素早く地面を蹴ると、大声を張り上げながら棍棒を振り上げる女オーガの
死角から回り込み、懐からマジック・アイテムを取り出した。
エナジーブーメラン。これは、風魔法が込められた攻撃用アイテムで、使用者の
意志に応じて軌道を描き、相手を切り裂く武器である。

一度ステップし、フェイントをかけると、女オーガの股下を狙うようにして、
エナジーブーメランを投げた。
轟音を立て、緑色の光を放ちながら、ブーメランは女オーガの鎧の下に
潜り込むようにして、飛んでいく。
しかし、これは実は囮であった。


(くそっ、相手が大きすぎるか…)
当のグレゴリは、ブーメランの方向とは逆に回りこむと、
背面飛びをするかのように、ひねりを付けて飛び跳ねた。
相手はあまりにも巨大で、ジャンプしても肩のあたりにグレゴリの剣が当たる
程度だったが、丁度女オーガが体勢を低くしていたため、可能性は十分にあった。
グレゴリの重厚な大剣が、女オーガの首を断ち切らんと勢い良く振り回された。
「ヘヴィスマッシュ!!」
全身全霊をかけた一撃が、今叩き込まれた。

実のところ、即殺は無理でも、女オーガの長い髪を少しでも切り落とせたら、
というのがグレゴリの狙いであった。


115 :名無しになりきれ:2008/07/27(日) 14:22:35 O
>>112
一応突っ込んどくと、死にかけオーガはグレゴリに首をはねられてるよ。
今展開してるのと別の場所、別の時間の話なら問題無いと思うけど。

116 :オルルド・ノガ ◆Nd6vtzt77I :2008/07/27(日) 15:30:33 O
………死んだ

避けがたい死。
頭がそう理解した瞬間、蹴り足がよく見える。鎧は着けてないから先の仲間の様に真っ二つか、あるいはバラバラになるだろう。
(死!?もう、あの…、あれだ…。さっきの肉はやっぱり食ってから…。心残り。ジーナは尻軽だからすぐに…。畜生畜生畜生。)
猛スピードで思考が駆け巡るが何一つまとまらない。

気がつくと混乱したままオルルドの体は何かの壁にはね飛ばされ軽く吹き飛んでいた。
「な……、」
ごろごろ後ろに転がりなが何とか立ち上がる。
「何?助かっちゃった?」
しばらくぼうっとした後、
「おおおっ!?何だよ、俺の隠された魔法の能力でも開花したか?
それとも神か悪魔でもとりついたか?何にしても、こりゃあ…」
予感がした。この窮状を劇的に変える、自分が。

後ろから物凄い地響きをたてて接近する見慣れない何か(騎兵?まさか、あんなデカイハズがない)にオルルドは振り返り、
「バカ野郎!てめえらなんぞ、吹き飛ばしてやらぁ!!」
謎の自信ともに
「(さっきの)壁!」手を突き出す。

遠くにみえた巨大な騎兵の姿がどんどん大きくなる。

「…出ろ!壁!雷でもいいや!出ろ!!」

騎兵が眼前まで迫る。

「どおりゃああああ」
オルルドは横っ飛びで巨人騎兵を何とかかわした。

117 :アレンナ・ディートレン ◆E.NgQdzf5A :2008/07/27(日) 16:48:56 0
>>115
一匹だけじゃなく何匹かいたのかと勘違いした
首をはねたのはオーガじゃなくコボルトに変更

118 :シトリン・グラハム ◆SmH1iQ.5b2 :2008/07/27(日) 17:43:17 0
>>113
「ご名答」
シトリンは両手を上にあげ、建物の蔭から出てきた。
長身痩躯。
男にも女にも見えなくない、摩訶不思議な人間は武器のないことをアピールしている。
でも、どこかふざけた笑みを浮かべ、この状況を楽しんでいるように思えた。
「さすがに隠すことはできませんでした。歴戦の戦士ともなれば納得納得」
相手の部下と思われるもんすたがー兵士たちが数人踏みつぶされ、辺り中に臓物をまき散らしているのだが、そんなのどこ吹く風と言わんばかりに平然とし、笑みを浮かべている。
「しかし、まあ、あんたも馬鹿な部下を抱えて大変だねぇ。状況次第で反撃する暇もなくミンチになるというのに、考える頭すら持ってない」
相手の部下はこうべを垂れ、勝手に動いたことをわびている。
ある程度状況を見通す力はあるようだが決定的に何かが欠けてるようだ。
そんな部下たちを憐れみの目で見つめ、
「でも、今は我々が不利な様子」
肩の上で両掌を上に向けた。
真紅の鎧を着たオーガはトゲ付き棍棒を上に掲げている。
あれが振り下ろされればまず間違いなく、部下が動き、自分たちはまず間違いなく死ぬだろう。
「おとなしく・・・」
死体を渡すことにするよ。そう言おうとしたが、巨漢の男が言うよりも早く動き出した。
ビックホーンに乗った部下が攻撃をしていいと勘違いし、こちらに向かってくる。
地面を蹴り、それをかわし、

ありとあらゆる存在している空気よ。一点に集まれ。
わが声とともに力を解放し、熱と炎によって、皮をはげ。
そして、光によって視力を奪え。


119 :ガダーシャ ◆jJkNSONMlA :2008/07/28(月) 11:04:26 0
「なっ…、死角に…!」
部下に気を取られた一瞬の間に、死角に回り込んでエナジーブーメランを投げるグレゴリ
ガダーシャは、いろいろなことに驚いていた
戦士とは、己の力のみで戦い抜くことを美徳とするはずが、マジックアイテムを使ってきた
更に、あれだけの重厚な鎧を纏っているにも拘らず軽く素早い身のこなしができる
そして、そんなことを咄嗟に思いつきやってのける機転の良さと凄まじい行動力
相手の実力を見誤れば死ぬと部下に諭したガダーシャ本人もまた、グレゴリを甘く見ていた
ただ、強いだけの戦士ではなかったのだ

「は、外れた…!?」
 いや、これは外したんだ
 てことは本命が…ぐっ、しまった!」
エナジーブーメランを避けようと姿勢を低くする
風魔法の切れ味は、物理的に斬る方法とはまるで違う
下手をすれば鎧ごと手や足、最悪首を持っていかれてしまう
しかし、エナジーブーメランは鎧の間を抜け、股布を切断して過ぎ去っていった
しかし、あの機動では微動だにせずとも肉体には当たらなかったはずである
そして、気を惹くための囮攻撃であったことを示すかのように、グレゴリからの追撃が来た
高く跳躍し、首目掛けてヘヴィスマッシュを食らわせてきたのだ

「ぐっ…、お、おのれぇ…!
 アンタたち、見るな、見るんじゃない!」
しかし、すんでのところで姿勢を後ろに崩して後方へ尻餅を突く形で回避した
ガダーシャの体重で、大きな音を立てて周辺が揺れる
大股を開いたまま尻餅を突き、オーガ族の女性が着ける白い下着が丸見えになっている
「だ、だいぢょう…、ぎれいなじだぎづけでんだなあ…」「ぐげげ、げへへ…」
その様子をビッグ・ホーンに跨った2体の部下オーガが興奮しながら見ている
更には、首から掛けていたドラゴンの骨のネックレスが切れて落下した
非常に無様な格好である

「ゲオの首飾りが…!
 …あ、あたしにここまで恥を掻かせるとはやってくれるじゃないか
 アンタはオーガ族の女将ガダーシャの名誉に懸けて必ず八つ裂きにしてやるさね
 次に会った時はアンタの最期…」
そう言い掛けた瞬間、また部下の勘違いが発生した
2体の内、一体のオーガナイトが攻撃を勘違いして特攻を始めたのだ
「ごろず、にんげんごろおず!」と叫びながら、オーガランスを構えてシトリンを串刺しにしようとする
しかし、その途中で突如ビッグ・ホーンの顔面に束のような熱線が降り注ぐ
熱線はその顔面を焼き払い、視力すら完全に奪ってしまう

「馬鹿が、また勘違いをしたってのかい!?
 およし、戻ってきな!
 さもないと今度は命令違反で処刑するよ!」
しかし、オーガの制止は一切効かない
パニック状態に陥ったビッグ・ホーンは、ただ力の限り暴れるのみである
振り落とされたオーガナイトは、転がってきた巨体にのしにされてしまった
血だまりにあるのは内蔵も眼球も骨も飛び出し、ぺしゃんこになったオーガの屍骸のみ
ビッグ・ホーンは尚も暴れる
そして、眼前にオルルドの姿が見えた
潰してやろうとばかりに、オーガよりも更に一回りも二回りも大きな巨大なサイが迫ってくる

「ちっ、今日はとことん最悪な日だね…
 惨めな醜態を晒した上にゲオの首飾りを失い、部下二人を失うなんて…
 …そこの人間、名前は?」
歯軋りをしながら、怒りに立ち震えるガダーシャ
凄まじい形相でグレゴリを睨み、その名を聞こうとする
しかし、その声にもただならぬ怒気が混じっていた

120 : ◆SmH1iQ.5b2 :2008/07/28(月) 13:25:24 0
ごめんなさい。
特攻したものと勘違いしてました。
まさか、声につられて、自分たちの後ろからやってきていたとは・・・。
申し訳ないです。
(訂正したいところですが、もうすでにフォローしているので、このまま進めてほしいです)

>>119
フォローありがとうございます。


121 :グレゴリ ◆NQTXk2ijkI :2008/07/29(火) 19:03:37 0
事態は思った以上にいい方向に転んだようだ。
グレゴリの放った一撃は女オーガの意外な瞬発力によって首はおろか、
髪の一本も落とすことはできなかったものの、尻餅をつかせ、
ネックレスを切り落とすことができた。
冷静に見えたものの所詮はオーガ、かなり激怒しているようである。

グレゴリは対人戦において、女との戦闘も幾度と経験している。
時には非常に強い女とめぐり合わせることもあるが、その度に攻め方を学習している。
女は精神的な攻撃に弱い―――というのがグレゴリの見解だった。
恥をかかせたり、髪や身の回りのものを破壊することで崩れた女を多く見てきた。

女オーガの尻餅、そしてビッグホーンの突進と大きな揺れが足元を襲ったが、
グレゴリはそれに平然と耐えながら流れがこちらに傾いたことを悟った。

女オーガが名をガダーシャと名乗った。が、もはやグレゴリには負け犬の遠吠えにしか聞こえない。
魔術師の放った熱線がビッグホーンを襲い、それによってオーガの一人が下敷きになる。
敵は実質残り二体。
(あとは、このガダーシャとかいう奴を殺れば終わるだろうよ)

グレゴリは追い討ちをかけるように、怒り狂うガダーシャに向かって叫ぶ。
「俺の名はヘヴィアーマーのグレゴリ。最悪の日だぁ?
 それは最期の日の間違いだぜ!」
ガダーシャのかわす方向を予測し、金属音を立てながら勢い良く駆け出したグレゴリは、
ガダーシャの首めがけナイフを投げると、同時に踏み込み、懐に飛び込むようにして
大剣の切っ先をガダーシャの胸に向け、そのまま心臓を突き破らんばかりの勢いでジャンプした。


122 :グレゴリ ◆NQTXk2ijkI :2008/07/29(火) 19:04:41 0
「ヘヴィストライク!!」

123 :(*‘(ェ)‘) ◆Anne.u8NkE :2008/07/30(水) 06:55:54 0
「ヘヴィストライク!!」(*‘(ェ)‘)

124 :オルルド・ノガ ◆Nd6vtzt77I :2008/07/30(水) 18:10:39 O
もう、どちらかが倒れるまで収まりがつかない。そんな気配だ。
(こんな面倒な事になるなら、さっき死体を引き渡してれば、なぁ…。骨折り損もいいとこだろ。)
勿論グレゴリの性格からして、そんな穏便な解決で事が終わろうはずが無いことはわかっていた。
オルルドも仲間達も既に、手におえないとばかりに様子を伺っている。
(そういや、さっき逃げ出した兵士達が、増援でも引き連れてくりゃ
流石にオーガどももトンズラこくだろうが…、そろそろ着いてもおかしくねえよな。)
城の方をちらと振り返る。
城内の正規兵、中でも千人長クラス以上になればグレゴリとドッコイの実力者揃いだ。
オーガの出現報告を聞いてならまず間違いなくその辺の猛者が駆けつけてくるだろう。
そう考え、
「おうお前ら、時間稼ぎすっぞ。包囲してオーガの足止め…」オルルドが何か仲間に話し掛けた時

グレゴリが吼え、巨大な弾となりオーガに向かって解き放たれた。

125 :シトリン・グラハム ◆SmH1iQ.5b2 :2008/08/01(金) 22:10:04 0
顔が赤くなった。
見てはいけないものを見てしまったからだ。
(マジでこいつら全員殺してやろうか)
のこのこと現れた女オーガもムカつくが、辱めを与えた男もムカつく。
そして、何よりも嫌いなのは、にやけた顔をしているオーガども。
真っ赤に燃えあがった頭を押さえながら、前のほうを冷ややかな目で見つめた。
にやけた顔をしているオーガの全員は、ビックホーンから落馬し、眼球や脳や腸などの内容物を地面にまき散らしている。
(殺す手間は省けたか・・・)
それに軽く視線をやり、再び、前のほうを見据えた。
グレゴリが女オーガに向かっていくのが見えた。

126 :ガダーシャ ◆jJkNSONMlA :2008/08/01(金) 23:20:07 0
>「俺の名はヘヴィアーマーのグレゴリ。最悪の日だぁ?
  それは最期の日の間違いだぜ!」
「そうかい、アンタの名はグレゴリって言うのかい…
 心なしか嫌な記憶が甦っちまったじゃ…ないのさあっ!!!」
ナイフは確かに刺さっている、ガダーシャの首に
しかし、それは首を通る如何なる重要器官を傷付けてもいなかった
狙いは僅かに横に逸れ、首のやや右寄りの筋肉に食い込んでしまっていた
そして、跳び上がったグレゴリの大剣による本命の一撃も、鈍い金属音と共に食い止められてしまう
瞬時に反応したガダーシャは、左腕のギアタートルの甲羅で造った盾で防いだのだ
火花が飛び散るとグレゴリの大剣は粉々に砕け散り、ギアタートルの甲羅の盾にも僅かにヒビが入っている
そして、そのまま盾で打つように押し返すと、グレゴリの巨体は宙を舞っている
そのまま叩き付けられると思ったが、華麗に身を翻すと見事に着地する

「大した膂力だよ
 鋼鉄よりも頑丈なギアタートルの甲羅にヒビ入れるなんて、同胞にも早々できる芸当じゃないさね
 それに、アンタの一撃をまともに受けたあたしの左腕は痺れてる」
立ち上がると、既に表情に怒りはなく元のテンションに戻っている様子である
グレゴリを見下ろしながら、期待通りだという風な満足げな表情を浮かべている
しかし、それは直ぐに冷たい目へと変わっていった

「大したタマだよ、アンタは
 あのまま討たれてもよかったって思わされちまうぐらい感動したさね
 けど、アンタはあたしの愛しいゲオを殺した男と同じ名前なんだよ
 もっとも、仇のグレゴリはへヴィアーマーじゃなくて竜騎兵だったけどね
 けどね、そんなことは問題じゃない
 問題なのはあたしがアンタに恨みを持ったってこと」
冷たい表情のまま、グレゴリを見続ける
しかし、攻撃に備えてか構えに寸分の隙も無い
褒めているのか憎んでいるのか分からない、そんな感じである

「今回は負けを認めてやるさね
 けど、今度会った時は容赦なくアンタを八つ裂きにしてやるよ!
 グレゴリ、アンタだけは許さない!
 …退くよ、ダーバイ!」
鬼のような形相で睨み付ける構図に変わり、憎悪に満ちた表情は下手なオーガよりも恐ろしい
そして、撤退の合図をすると同時に丘に残っていると思われる最後の部下の名を呼ぶ
「御意…」そう言うと、ダーバイと呼ばれたシャーマンは呪文を唱え始める
「闇に宿りしシェラムスの眷属よ、我が主を闇の黒き霧にて纏い隠したまえ…」
不気味に響く声と共に、黒い霧が立ち込めて辺りを覆い隠してしまう
そして、ガダーシャはその中に背を向け失せてしまう

跡に残されたのは、未だに晴れず立ち込める黒い霧
そして、暴れ疲れて集積された兵糧を食む一頭のビッグ・ホーンのみであった 

127 :グレゴリ ◆NQTXk2ijkI :2008/08/02(土) 01:21:30 0
グレゴリの予想が外れた。
ナイフをフェイントにするはずが、ガダーシャはそのまま受けて
盾を前に出してきたためである。
火花が散った。
(…しまった! 何だこの硬い盾は… 怪物の甲羅?!)
勢い良く全体重をかけたグレゴリであったが、ガダーシャの太い腕にかかば
あまりにも容易いものである。
拮抗した力は瞬時に押し返され、それに耐えられなくなった大剣は
それこそあっけなく砕けた。
そのまま盾で弾かれ、グレゴリの体が宙を舞う。
地面に叩きつけられそうになるが、辛うじて安全な体勢でそれを防いだ。
「うぐぁぁ!! あ、あ…ぁ…」
腕と胴、そして足に強い衝撃を受け、全身は内出血だらけだ。

「今回は負けを認めてやるさね
 けど、今度会った時は容赦なくアンタを八つ裂きにしてやるよ! 」
ガダーシャの声が響き、ガダーシャとその手下が黒い霧に覆われて消える。
グレゴリは目の前に散らばる愛剣の欠片を見ながら、ただ呆然としていた。

既に周囲は戦勝の雰囲気を呈していた。
「勝った…のか?」城兵たちが口々につぶやく。
かなりの犠牲を払ったとはいえ、人外の化け物を撃退したのだ。

しかしグレゴリの気分は晴れなかった。
これまでに数多くの敵を葬ってきた愛剣を失ったことは勿論、
奥義が女オーガの巨体によっていともあっさりと打ち砕かれたことに
ショックを受けていた。
「おぅグレゴリ、さすがだなぁ。良くやったもんだぜ。
 あいつらの事は残念だが、手当てでもして酒場に帰ろうや、なぁ?」
「……」
巨漢の生き残りの一人がグレゴリに声をかけるが、グレゴリは呆然としたままだ。
「なぁ、おい」
「…うるせぇ」
鉄に覆われた拳を握り締め、ゆっくりと立ち上がる。既に剣はないが、自慢の鎧と肉体がある。
グレゴリの視界に入ったのは、兵糧を食らうビッグホーンであった。
オーガを思い出し、イラっときたのである。
突如、怪我をしているとは思えぬもの凄い勢いで駆け出すと、
後ろからビッグホーンにしがみついた。後ろ足に何度もパンチや頭突きが入る。
が、その分厚い皮膚にはかすり傷を負わせるのが精一杯で、怒ったビッグホーンは
グレゴリを振り払うと、くるりと振り向き、角をグレゴリに向け、突進した。

「ぐわぁぁぁっ!」
ガシャァン!と大きな音を立て、グレゴリは地面に叩きつけられた。
グレゴリの分厚い鎧は突き破られなかったものの、激痛が走る。
更にそこに追い討ちをかけるように、ビッグホーンはグレゴリを巨大な足で踏みつける。
恐ろしいほどの圧力がかけられ、鎧はついにひび割れを起こした。
そして、「パキャ」とう音とともにグレゴリの肋骨が砕け、その瞬間、
あれほど剛の者で知られた巨漢は、ついにガクリと意識を失った。

ビッグホーンは尚も勢いをつけて暴れまわろうとしている。


128 :シトリン・グラハム ◆SmH1iQ.5b2 :2008/08/02(土) 02:37:34 0
ビックホーンが暴れてる。
その少し奥まったところでグレゴリという男が倒れている。
ビックホーンの蹄によって鎧は打ち砕かれ、指一本動かそうとしない。
(馬鹿な奴・・・)

倒れている男に笑みを浮かべ、冷たい目を向けた。
怒りをぶつけて、挙句の果てに返り討ちにされて・・・
どこかの誰かさんのようだと思った。

(とはいえ・・・)

攻撃した理由もわからなくはない。
男が倒れているところから少し離れた路地裏には麻袋が積まれている。
その麻袋はビックホーンのせいでやぶけ、
薄い焼き菓子のようなものやらソーセージなどがあちらこちらに散乱している。
兵隊を持っている所ならどこにでもある、ごくごくありふれたものだが、大事な大事な食糧だ。
食料がなければ旅をすることもできない。

(かわいそうだけど、食料になってもらうよ)

空を切り裂き、音で大地を揺らす者よ。
わが手に集まり、暴れるものをその光を持って貫け!

辺り中に悲しい悲しい声が響いた。


129 :名無しになりきれ:2008/08/03(日) 21:20:23 O
「で?そのオーガとコボルトの兵士を撃退した者達は?」
「療養所に運ばせ手当てをしております。」
「うん、わかった。後で見舞いに行かせよう。下がってよし」城壁の警護をしていた兵士は最敬礼をして部屋を出ていった。

「聞いたか?オーガが騎兵の真似事だとさ。オマケによく訓練されたコボルト、冗談にしてはふるっている。」
服装からすると将だろうか、若い男が部屋に集まる男達を見渡した。
「気になりますな、国境付近で見慣れぬ魔族や亜人種の報告が相次いでおりますれば…。」
「もしや、神々の条約が…」
「ありえぬ。」断じる老兵に若い将は
「…とも限らんさ、オーガが偵察部隊と言っていたのだろ。」答える。
「聞け諸将、一雨降るぞ。血の雨がな。
呪術師に奴等がどこから来たか探らせろ。諜報衆の「耳」も各地へ散らせ。
同時に国内外に傭兵を募る。
我等が盾を汚したその報いを思い知らせてやるぞ」
短い平和の終わりを告げた。

130 :名無しになりきれ:2008/08/03(日) 21:27:00 0
>>129
>>57

131 :名無しになりきれ:2008/08/04(月) 01:58:10 0
>>61

132 :名無しになりきれ:2008/08/05(火) 00:01:31 0
>>130
>>131
スレッドが止まってるっぽいので、続きを書こうと思ったんだが、これにつなげないほうがいい?

133 : ◆NQTXk2ijkI :2008/08/05(火) 00:32:04 0
オルルドが書いたものだと思ってるんだが、補足がないなぁ…
>>132
念のためつなげずにお願いします。どんどん進めましょう!
補足が来たらその時で対処します。

134 : ◆SmH1iQ.5b2 :2008/08/05(火) 01:19:11 0
トリップ忘れました。

>>133
わかりました。

(全員FOしてないよな?)

135 :アレンナ・ディートレン ◆E.NgQdzf5A :2008/08/05(火) 02:23:54 0
鎧独特の金属音を立てながら、アレンナは先程何かの断末魔の悲鳴のような声が
挙がった場所へと近づいていた。
近づくにつれて血と肉の生臭い臭いが鼻をつく。いつ嗅いでも嫌な臭いだ。
だがアレンナはそんな死臭と生きた人間の臭いを嗅ぎ分けるようにして、
ただひたすら人が集まる場所へと向かった。

すると幾人かの人間が集まった一団が、目の前へと姿を現した。
後姿ではあるが、誰もが見るからに始終戦いの中に身を置いている人種であるような感じだ。
恐らく先程まであの怪物達と矛を交えていたのだろう。その中の一人はぐったりと地に横たわっている。
何やら話し合っている様子ではあったが、そんなことはおかまいなしといった感じに
アレンナが彼らの背後に近づくと、すぐに声をかけた。

「失礼。お疲れのところ申し訳ないが、少々貴公らにお聞きしたいことがある」

一般的に戦場にはあまり似つかわしくない女声に違和感でも覚えたのか、
一団の面々が一斉に振り返り、アレンナに視線を向けた。

「この近くに宿はないだろうか? あるなら、よければそこまで案内していただきたい」

136 :グレゴリ ◆NQTXk2ijkI :2008/08/05(火) 20:06:06 0
グレゴリは深い夢の中、悪夢にうなされていた。
自分の肉体の一部、いや自分そのものと言ってもいい大剣と鎧が
破壊され、丸裸になるシーンを何度も何度も見せ付けられていた。
(あまりにも無力!俺は剣と鎧がなくてはあまりにも無力だ…!)
貫かれ、粉々になる鉄の塊。そして敵の切っ先は鍛え上げられた肉体をも
打ち砕き、ただの肉塊となって大地に倒れ伏す。それは紛れも無く自分だった。
「うぅ…うぉぉぉぉぉぉおお!!」

唸り声、そして叫び声を上げながら目を覚ますと、そこはベッドの上であった。
天井や壁の作りからして神殿の奥にある療養所だろうか。
自分の体とその周りを見る。シャツ一枚。当然、剣はおろか鎧すらそこにはなかった。
恐怖と不安。グレゴリは急激に寒気が走るのを感じた。
「あ…ようやく目を覚まされたようですね…?」
何故気づかなかったのだろう。目の前には神官と見られる女が一人立っていた。
どうやら彼女らが自分の傷を治療したようだ。
痛みはまだ少し残るものの、無数の打撲傷、骨折はほぼ回復していた。

「おい、俺の装備はどこにある?」
不意に体を起こし、ベッドから立ち上がろうとするグレゴリの気迫に、
女神官は「あの…まだお体が…」などとつぶやくのが精一杯であった。

「あっ…!」
突如、グレゴリが大きく跳躍し、女神官を羽交い絞めにした。
女神官も抵抗し、叫ぼうとするが、グレゴリに口を塞がれ、筋肉の塊のような
肉体で締め付けられては手も足も出ない。
「大人しく装備を出せ。さもないとこの場で犯すぞ」
股間を尻に押し当てるよりも強く、腕が女神官の首を締め付けていた。恐怖からの解放。
グレゴリにとって、その願望が性欲に遥かに勝っていたのだ。

言う事を聞くと約束した女神官に案内され、グレゴリは地下の武器置き場に向かっていた。
実のところ、神殿の上層部にはグレゴリがこの街でのアウト・ローであることが
伝わっており、彼は回復後の取調べを控えていた訳だが、ここ地下室には警護の
下級神官しかおらず、女神官が急用と伝えると、あっさりと鎧を返してもらえることになった。

警護の男神官二人が全力でグレゴリの鎧を持ち上げようとするが、あまりの重さに苦戦している。
「おい、俺に貸せ」 
男神官達をどかし、自ら武器置き場に入ると、あっという間に持ち上げてしまった。
そして全ての防具を運び終えると、次々に装着。数分でそれは完了した。
当然ここでは重装備の装着は禁止だが、その重厚さに男神官はおろか、女神官すらも見入っていた。
(くそっ、やはりここにヒビが…!剣は…当然無いか…!)

「これは取っておけ」
そう言ってグレゴリは、鎧の懐から金貨を取り出し、地下の神官二人に一枚ずつ渡した。
神官はただ黙ってそれを受け取るだけだった。
「おい、お前…ちょっと来い。これは礼だ、受け取っておけ」
女神官を呼び止める。そして懐から安そうな指輪を取り出すと、投げて渡した。
「いえ…その…お気をつけて!」
それを受け取った彼女の声は明るかったが、その表情を見ることなくグレゴリは地下室を後にした。

「おい、貴様…何者ぐぁっ!」「そこの戦士、止まぐはぁ!」
神殿入り口の神官戦士たちを拳で殴りながら、グレゴリは街へと繰り出した。
(さて…まずは鎧を直さなくては話にならんが、まずはあそこに行ってみるか)
途中で剣を購入し、そこで宝石の一部が抜き取られていることに気づいて機嫌を悪くしながら、
グレゴリは遠回りでいつもの裏通りの酒場に向かった。

137 :シトリン・グラハム ◆SmH1iQ.5b2 :2008/08/05(火) 23:18:54 0
>>135
隅になったビックホーンの死体を見つめていると、背後から声がした。
肩まで伸びた金色のストレートに金属の鎧。
耳には五芒星をかたどったリング状のものがくっついている。
きれいな人だなと思いながら見ていると、宿の場所を尋ねられた。
胸がドキドキする。
なぜか知らないけどものすごく不愉快だ。
「宿?宿なら向こうのほうにあるよ」
自分が止まっている所は別の宿を指差した。



うだるような暑さの中半袖の服を着た人々が歩いている。
酒場では相変わらず兵士たちがソーセージやプティングをぱくつき、数日前までコボルトやオーガが町を襲撃していたのがうそのようだ。
「噂を知ってるか?」
「噂?」
「数日前、コボルトやオーガが町を襲撃しだろう。その時に何者かがやってきて、陸軍の拠点があっという間に壊滅したらしい」
兵士の人が突然せき込みだした。
酒場の店主も手を止め、兵士の顔を見ていたが、何食わぬ顔で手を動かし始めた。
ソーセージの焼ける音がし、隣では見習いの店員がプティングを薄く切り、さらに並べている。
「らっしゃい」
カランコロンという音を鳴らしながらシトリンが入ってきた。
刺しゅうを施されたブラウスに黒の上着。肩のあたりまで伸びた銀色の髪。
顔立ちはどことなく女性を思わせ、かすかにだけど胸が膨らんでいる。
酒場というよりはむしろ宮殿にいるほうが似合いそうな感じだ。
異様な雰囲気の人間が入ってきたことにより兵士たちの手が止まった。
兵士の目が胸のほうへと注がれている。
「かわいいお嬢さん。よかったら、隣へ来ないかい?」
隣に座っていた兵士を無理やり移動させ、兵士の一人が隣のいすを叩きだした。
そこから巣子離れた場所では、強制移動を食らった兵士が一人さみしそうに座っている。
哀愁漂う光景だが、その場にいる誰一人として気にも留めてない。
「遠慮させてもらう」
ブーツの音を辺り中に響かせながら首を横に振り、不愉快そうな顔をした。
声をかけた兵士は不愉快そうに舌を鳴らしているが、黒服の人間はそんなこと気にも留めず、店の一番奥の壁側の席のほうへと足を運んでいる。
「飲み物と食べ物」
シトリンは椅子にすわり、ぶどう酒を口に運び始めた。


138 : ◆NQTXk2ijkI :2008/08/07(木) 22:16:23 0
重いな…このスレらしいぐらいに重い。
「何日反応が無ければ次に自動的に回す」というルールを追加した方がいいかね?

139 :グレゴリ ◆NQTXk2ijkI :2008/08/09(土) 21:18:50 0
が、途中で気が変わった。
(この鎧があるおかげで神殿の連中に見つかるのではなかろうか…?)
ついでに、という事で、グレゴリが得意にしている鍛冶屋に行って、鎧の修理と
大剣の特注を頼むことにしたのだ。
途中、戦闘があった場所を通ってみたが、数日経ったせいか、
既に全ての死体が片付けられており、血糊もほぼ拭き取られていた。
実地検分の騎士が数人いるぐらいで、静まり返っていたのである。
それにしてもここまでに何回も兵団とすれ違った。街が殺気立っている。
そんな気配を感じながら、鍛冶屋に入った。

鍛冶屋から出たグレゴリは、ソフトレザーにロング・ソードといった格好であった。
どこにでもいる貧乏傭兵、といった感じだったが、明らかにサイズの合わない鎧からは
筋肉が浮き上がり、はみ出していた。ロング・ソードもまるで子供の玩具のようである。
グレゴリが歩くと道をゆくごろつき達でさえ驚いて道を避けた。
さて、酒場の前に着いた時、急ぎ足でどこかへ向かう何者かと肩がぶつかった。

(女か?それにしても豪華な鎧を着ているようだが)
普段なら食って掛かるグレゴリだがこの時ばかりは酒場が近いこともあり、
そのまま彼女を無視して店内に入った。

酒場の中は驚くほど平穏で、それが巨漢の集団がいないからだとすぐ分かった。
グレゴリは自分の仲間たちが悲劇的なの死を遂げたことを改めて思い出していた。
(生き残った奴らは今何をしてるんだろう…)
そんな事を考えていると、一人の女が抱きついてきた。
思い出すのに少し時間がかかったが、こいつはディエゴと仲の良かった女だ、と思った。
グレゴリに甘い言葉を囁きながら、薄着に包まれた身体をこすり付ける。その口からは
ディエゴの「デ」の字も出ない。グレゴリは、女のあまりの薄情さに苛立ちを感じた。
「どけ」
女の肩を軽く押し、床に突き倒すと、そのまま奥のテーブルに目を向けた。
こんな日は一人で酒を、と思うと見慣れた女の姿が目に映った。
女?いや、あいつは男であった。あいつだ。
顔を俯けているが、既にこちらには気づいているに違いない。
グレゴリはゆっくりとその女装している男…例の魔術師に近づいていった。

140 :名無しになりきれ:2008/08/09(土) 21:45:45 0
age

141 : ◆NQTXk2ijkI :2008/08/11(月) 22:55:02 0
【かなり深刻な過疎だな】

142 : ◆SmH1iQ.5b2 :2008/08/12(火) 18:51:49 0
人が減ったな・・・
もしや自分のせいか?

143 :名無しになりきれ:2008/08/12(火) 20:02:19 0
>142
んなこたーない。過疎ることなんて日常茶飯事。

144 : ◆NQTXk2ijkI :2008/08/12(火) 21:41:41 0
>>142
【次書いちゃっていいよ】

145 :名無しになりきれ:2008/08/13(水) 00:08:56 O
どこもかしこもFOだらけ

146 :シトリン・グラハム ◆SmH1iQ.5b2 :2008/08/13(水) 04:13:21 0
>>143
よかった。
また自分のせいじゃないかなと思ってた。

>>139
グレゴリに顔を向けた。
前遭ったときと違って、ソフトレザーの鎧にロングソードといういでたちをしている。
ソフトレザーから大胸筋とかはみ出ていて、ものすごい窮屈そうだ。
「そこのお兄さん――もとい、昨日会った人、何か用かい?」
笑みを浮かべ、ボタンを2つか3つ外した。
白のアンダードレスに覆われたかすかなふくらみが見える。
薄着を身にまとった女は自分よりもはるかに胸が大きい。
もう少し胸があったら、いいな…と思いながら、その女のことを見つめていると、いきなり、ドアが乱暴な音を立てながら開いた。
衝撃によって鈴が吹き飛び、男も女も例外なく、男たちに白い目を向けた。
男たちは例外なくフルメタルアーマーで全身を覆い、腰にファルシオンという大きな剣を差している。
それを見た女はおびえ、男たちは食うのやめ、にらみつけている。
でも、誰も動こうとしない。
手の片方は剣の部分に添えられ、いつでも抜けるといわんばかりの体制をとっているからだ。
張りつめた空気を体に感じながら、ボタンを閉じていると、突然空気が変わった。
「グレゴリだな。婦女暴行未遂と強盗容疑で逮捕する」
男の一人がグレゴリのほうに歩み寄り、紙を一枚差しだした。


147 :グレゴリ ◆NQTXk2ijkI :2008/08/14(木) 01:13:41 0
「ううむ…」
その姿を見て、グレゴリは一瞬考えた。もしかするとこいつは男ではないかもしれない。
しかしすぐにそういった考えよりもその素性に興味があった。

「おい、そこのお前。まさか…この前の魔術師…」
奥に座った魔術師の隣に黙々と腰掛ける。
「名前は何という?話を聞こうじゃねぇか」

そういい終えた時、ドアが勢い良く開き、外から突如
鋼の戦士たちが入ってきた。早速気分が害される。
昨日見た番兵どもとは違い、明らかに装備も充実して、統一されている。

「グレゴリだな。婦女暴行未遂と強盗容疑で逮捕する」
一人がずかずかと奥にやってきた。ブーツの音がキシキシと不快な音を立てる。
騎士団の奴らだろうか?それとも教会か?
(まったく、ようやく酒が飲めると思えば…)

「ずいぶんと、軽い罪状じゃねぇか」
ゆっくりと、重い身体を起こすようにして立ち上がり、目の前の男に迫るように
顔を突き出した。相手は鎧を着ていたとはいえ、圧倒的な肉体の脈動に、
一瞬体を一歩引いた。他の男達が慌てて取り囲もうとする。グレゴリは、
「それがどうした?証拠を聞かせてもらおうか」 と腰に手を掛けながら言った。


148 :シトリン・グラハム ◆SmH1iQ.5b2 :2008/08/16(土) 12:17:27 0
「軽い。何を言ってる!どれだけ重い罪なのかわからないのか」
空気がぴりぴりと音をたて、辺りがシーンと静まり返った。
眉は吊り上っていて、頬が真っ赤にしまっている。
「者ども、力づくでもいい。逮捕―」
紙を差し出した男が声を張り上げようとしたその時、ドアが開いた。
金属製の鎧を着た男は息を切らしていたが、立ち止まることなく歩み寄り、紙を差し出した男の耳元に向かって話しかけた。
告訴を…下げ…またか…とか何とか言っているのが聞こえる。
「皆の者、申し訳ないことをした。真犯人は別のところにいることに気付かず、この者を逮捕しようとした。誤って逮捕しようとして、不愉快な思いをさせてしまった。申し訳ない」
急に態度が変わった。
木の床にひざまづき、頭を下げている。

あまりの変わりぶりにシトリンは口をポカンと開けた。
酒場にいる者のうち何名可も同じように意外そうな顔をしている。


149 :グレゴリ ◆NQTXk2ijkI :2008/08/17(日) 00:26:28 0
「力づくでもいい。逮捕」という声を聞いた瞬間、、目の前の男を鎧ごと
真っ二つにしてやりたい衝動に駆られたが、それが取り下げられたのを聞いて
ひとまず腰から手を離した。
酒を邪魔された腹いせに一発ぐらい殴ってやろうかとも思っていたが、
床にひざまずく男の姿を見て、さすがのグレゴリもその気にはなれなかった。
「チッ、酒がまずくならぁ」
それだけ言うと物騒な連中に背を向け、再び魔術師の隣に腰掛けた。
その勢いで椅子が割れそうになる。

「おい、マスター。この女と俺にエールを大で一杯ずつ。急げ」
注文をさっさと済ませると、早速本題に切り出した。
「お前に尋ねたいことが二つある。一つは昨日街を襲った連中について
何か知っていることはあるか、だ。もう一つは…お前の性別についてだ」
それだけ言うと、グレゴリは勢い良くエールをあおり始めた。

150 : ◆NQTXk2ijkI :2008/08/17(日) 00:27:15 0
【申し訳ないけど、次の書き込みは26日になります】

151 :名無しになりきれ:2008/08/19(火) 23:21:50 0
>>149
「といわれても・・・こっちも何が何だかわからないんですよ。うるさいなと思って目覚めたら、戦ってたので」
ジョッキが机の上に置かれた。
つい立が琥珀色に染まり、泡も少々色が付いている。
「ただ、ついさっき、妙な噂を聞いたんです。なんでも陸軍の拠点が一瞬にして壊滅したとか」
言い終えたところでジョッキを口につけ、テーブルの上に置いた。
苦みが口の中に広がり、体が火照るのがわかった。
ジョッキの隣にはワイングラスが置いてある。
でも、そのワイングラスはジョッキの半分ぐらいの高さしかなく、直径もおよそ半分ぐらいだった。
(あんまり好きじゃないよ)
思わずグレゴリのことを睨みつけそうになったが、おごってくれた手前、そうすることもできず、
もう一度、ジョッキに口をつけ、半分ぐらいを飲み干した。

152 :シトリン・グラハム ◆SmH1iQ.5b2 :2008/08/19(火) 23:23:54 0
>>151
トリップ忘れました。

153 :名無しになりきれ:2008/08/20(水) 03:24:54 0
シトリン・グラハム ◆SmH1iQ.5b2はこういう人間です。どうぞお気をつけ下さい。

http://www.nadita.com/asbbs/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=27611;id=

154 :名無しになりきれ:2008/08/20(水) 03:26:13 0
シトリン・グラハム ◆SmH1iQ.5b2 =リルファです。

155 :名無しになりきれ:2008/08/20(水) 03:32:40 0
◆SmH1iQ.5b2って何?ってグーグル先生に聞くと面白い結果が出ます

156 :名無しになりきれ:2008/08/20(水) 03:49:47 0
自分の非は棚に上げ、被害妄想のみでこのような書き込みをする人物です
以下◆SmH1iQ.5b2の発言

>みんなで寄ってたかってひどい目にあわせたのに、楽しそうにやってる。
>どんな目にあってもいいから、あいつらを地獄に落としてやりたい。
>社会的に抹殺し、二度と幸せになれないようにしたい。
>絶対に許さない。
>謝罪するまで絶対に許さない。


扱いには十分ご注意下さい


157 :名無しになりきれ:2008/08/20(水) 04:18:18 0
◆SmH1iQ.5b2で検索したら気持ち悪すぎた・・・
>>153のリンク先みたいな掲示板でも叩かれてるとかw

158 :名無しになりきれ:2008/08/20(水) 05:47:38 0
>>157
過去どういうことがあろうがそれをここに持ち込まなくていいんじゃない?
俺からしたら153~157の方がどうかしてると思う。
>>シトリン・グラハム ◆SmH1iQ.5b2
気にしないでがんばってね。

159 :名無しになりきれ:2008/08/20(水) 07:39:06 0
>>153-157
久々にわかりやすい自演を見た
酉かぶりという可能性も無きにしも非ず
もしたまたま同じ酉で、全く無関係な別人だったらどーすんだよ

とにかく真面目にやってるキャラハンをエスパーでいきなり叩くのは止めれ
ここ二人しかいないんだぞ

160 :名無しになりきれ:2008/08/20(水) 08:37:33 0
酉はたまたま同じになる事が稀にだがよくあるらしい
逆に酉違ってても自演の可能性はある
だから酉はあてにならないでしょう

161 :名無しになりきれ:2008/08/20(水) 08:45:03 0
>>153-157
久々にわかりやすい一人3連レスを見た

162 :名無しになりきれ:2008/08/20(水) 09:09:35 0
10桁トリップ(58ビット)は、稀にだが288230376151711744分の1の確率でたまたま同じになる事がある。
だからただの偶然

163 :名無しになりきれ:2008/08/20(水) 09:22:22 0
自分は前に好きなキャラの名前を酉キーに使って失敗したことがある
一般に広く知られた名前や単語を酉キーに使うと他人と被る可能性が高いな

とにかくこれ以上の議論はスレ違い
まだ続けるならこっちに移動してくだちい

なな板TRPG系スレ雑談所
http://etc7.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1212679530/l50


164 :名無しになりきれ:2008/08/20(水) 12:48:06 0
◆SmH1iQ.5b2が住むスレは通報されるんですか?
どっかいってほしい

165 :なりきり馬鹿を殲滅せよ ◆iMXnxknAbI :2008/08/20(水) 19:18:15 0
実にけしからん。
こんなスレがキャラハンが居ていいはずがねえよ。

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